新刊『JSQC選書38慢性期医療の品質マネジメント』のご紹介
一般財団法人日本規格協会が監修した新しい書籍『JSQC選書38慢性期医療の品質マネジメント-人生に伴走する医療の確立に向けて』が、2025年5月30日に発行される予定です。この書籍は慢性期医療の重要性に焦点を当て、医療の質向上のための具体的なアプローチを提案しています。
書籍の概要
近年、感染症対策や医療技術の進展により、障害や疾患を持ちながらも日常生活に戻る人が増えています。こうした背景から、慢性期医療に対する関心が高まっており、「急性期よりも慢性期医療における質の向上が望まれる」との認識が医療界で広がっています。本書はこの考え方を土台に、産業界の品質管理や方法論を医療に応用する取り組みが記されています。
内容の紹介
本書は全8章から構成されており、医学の特性、慢性期医療の位置づけ、品質管理の考え方の医療への適用、品質マネジメントシステムの導入と推進に至るまでの詳細を深く掘り下げています。特に、品質の向上を図るためにどのような手法や考え方を採用すべきかについて、具体的かつ実践的な示唆がなされています。
- - 第1章では医療の特性について、医療の現状と求められる質のレベルが論じられます。
- - 第2章は慢性期医療の概念を解説し、その必要性が強調されます。
- - 第3章では品質管理を医療にどのように適用するか、具体的な方法論が示されます。
- - 第4章と第5章では、効果的な品質マネジメントシステムと経営管理システムの概要を紹介。
- - 第6章では問題解決のアプローチが考察され、実際の医療現場で役に立つ内容が豊富に盛り込まれています。
- - 最後に第8章では、本書を通じて医療界が進むべき方向性について、著者の見解が述べられています。
この書籍の目的
本書は、医療に従事する方々にとって、業界の最新の品質管理の考え方を理解し、それを実践に活かすための知識を提供することを目的としています。「医療全体の質向上のためには慢性期医療の質の向上が重要である」という理念を元に、医療従事者が直面する課題を共に考えるきっかけとなるでしょう。
おわりに
『JSQC選書38慢性期医療の品質マネジメント』は、慢性期医療に興味のある方や医療従事者にとって必読の一冊です。2025年5月30日以降に予約順に発送予定で、税込価格は2,420円です。予約は公式サイトより受け付けています。
本書と共に、医療の未来に向けた一歩を踏み出してみませんか?