東邦レオの新プロジェクト「Green Workstyle Lab」:子育てしやすい職場の実現に向けて
2025年8月、東邦レオ株式会社が始動する「Green Workstyle Lab(グリーンワークスタイルラボ)」は、同社が掲げる「世界一子育てしやすい会社」を目指した大胆な実験的プロジェクトです。この取り組みは、単なる子育て支援を越えて、従業員全員が自然体で働ける職場環境の創造を目的としており、企業の新たな価値を生み出すことを目指しています。
プロジェクト発足の背景
近年、東邦レオでは新卒採用における女性比率が高まり、さらに男性社員の育児休暇取得も増加しています。こうした変化は、若い社員たちが子育てとキャリアを両立することを強く望んでいることを示しており、その声が社内で大きくなっています。それを受けて、「世界一子育てしたくなる会社を目指そう」という機運が高まり、プロジェクトが立ち上がりました。プロジェクトチームは、育休から復職した社員や子育て世代を中心に構成され、全社員が自分らしく働ける環境作りに取り組んでいます。
Green Workstyle Labの2つの特徴
1. ソフトとハードの両面からのアプローチ
このプロジェクトでは、東邦レオが得意とする教育コンテンツや場の運営(ソフト)に加え、空間設計やリノベーション(ハード)を通じて、包括的な職場環境の改革を実現していきます。企業が抱える多様なニーズに応じた柔軟な対応が期待されています。
2. 社会実装を見据えた事業開発
「Green Workstyle Lab」は、他企業や自治体向けの空間提案や共創型の場作りに向けた事業開発型プロジェクトとしても展開されます。これにより、プロジェクトで得られた知見やノウハウを社会に還元し、更なる発展を目指します。
具体的な取り組み
プロジェクトは2025年8月から2026年1月の6ヶ月間、東邦レオの大阪本社と東京・大塚オフィスを中心に実施されます。主な内容は以下の通りです:
- - 毎月の親子ふれあいイベントの開催
- - 子育てとキャリアに関する座談会や対話会の実施
- - 社員の趣味や特技を活かした社内講師プログラム
- - オフィスに子どもがいる環境の構築
このような取り組みを通じて、社員が安心して生活し、仕事に専念できる環境を整備していきます。
外部講師の参加についても注目されており、子育てとキャリア両立支援の専門家や教育の専門家が協力し、より充実したプログラムが展開されます。
企業の姿勢
東邦レオ株式会社は、1965年の創業以来、グリーンインフラ技術を駆使しての緑地空間設計やライフスタイル、環境への姿勢を重視した事業展開を行ってきました。都市のオフィスや商業施設など、日常生活の舞台を支える技術力と編集力で町づくりを推進しており、地域住民の生活をより良くする事業に積極的に取り組んでいます。
「Green Workstyle Lab」はこの流れの一環として、持続可能な社会の実現に貢献するための重要なステップとなることでしょう。社員の働き方の充実を図るだけでなく、企業と社員の新しい関係を築くことで、未来の企業の在り方を模索しているのです。
このように、東邦レオの新しい挑戦は、単なる子育て支援に留まらず、多様な生き方を尊重する未来の職場のモデルとなる可能性を秘めています。私たちもこの動きから目が離せません。