令和6年度日本版MaaS推進・支援事業に11事業が選定！他分野連携でMaaSが進化

令和6年度日本版MaaS推進・支援事業に11事業が選定！

国土交通省は、地域の課題解決に資するMaaSのモデル構築を図る「日本版MaaS推進・支援事業」において、11事業を選定しました。

この事業は、複数の交通モードを1つのサービスとしてデジタルで提供し、データ連携・利活用を通じて地域課題の解決を目指すMaaSの社会実装を支援することを目的としています。

今回の選定では、他分野連携やサービスの広域化などを促進することで、MaaSの更なる高度化を目指しています。

選定された11事業は、それぞれの地域特性や課題に合わせて、多様なMaaSモデルを構築し、MaaSサービスの更なる発展に貢献していくことが期待されています。

国土交通省は、今後も関係府省との連携を強化しながら、日本版MaaSの実現に向けた取り組みを支援していくとしています。

MaaSとは？

MaaS（Mobility as a Service）とは、様々な交通手段を1つのサービスとして利用できるシステムのことです。スマホアプリなどを利用して、電車、バス、タクシー、シェアサイクルなど、複数の交通手段をシームレスに利用することができます。

MaaSは、移動の利便性を向上させるだけでなく、交通渋滞の緩和、環境負荷の低減、高齢化社会における移動の課題解決など、様々な社会課題の解決に貢献すると期待されています。