医療の未来を変えるAI創薬プラットフォーム事業
2024年10月24日、医薬基盤・健康・栄養研究所、大阪国際がんセンター、TXP Medical社、日本IBM社が連携して始めた「AI創薬プラットフォーム事業」の中間発表会が開催されます。この取り組みは、医療とAIを融合させ、創薬のプロセスを革新することを目指しています。この事業は、特に臨床情報のリアルタイム収集に注力しており、医療現場において画期的なシステムの稼働が開始されました。
リアルタイムバックアップシステムの概要
今回発表されるシステムは、医療機関での日々の診療情報を、国際規格であるFHIRに準拠しつつ、自動的にバックアップする機能を持っています。これにより、データがいつでも解析可能な形で保存され、医療研究や創薬の進展が大いに期待されています。さらに、このシステムはさまざまな電子カルテに対応できる高い汎用性を持っているため、導入がスムーズになります。
このバックアップシステムは、災害やサイバー攻撃などの緊急時にも、セキュアな環境から臨床情報にアクセスできるため、医療分野の防災対策にも大きな役割を果たすと考えられています。医療現場の安全性が確保されることで、持続的な診療が可能となり、患者ケアが一層充実することでしょう。
説明会の詳細
発表会では、このシステムの導入による効果や企業の開発進捗について詳しく報告されます。参加者は、中村祐輔氏(医薬基盤・健康・栄養研究所 理事長)、西村潤一氏(大阪国際がんセンター 医療情報部主任部長)、園生智弘氏(TXP Medical 代表取締役)の各氏からの専門的な意見も伺える貴重な機会です。
この説明会はオンラインで行われるため、自宅やオフィスから手軽に参加することができます。医療界の最前線を知る絶好のチャンスをぜひお見逃しなく。事前の申し込みが必要なので、興味のある方はお早めにご確認ください。
中間発表会の概要
- - 日時: 2024年10月24日(木)11時00分~12時00分
- - 場所: オンライン
- - 内容:
- バックアップシステムの開発状況
- 導入による効果の紹介
- 質疑応答
この事業がもたらす医療の未来を一緒に考え、推進していくために、参加をお待ちしております。