長崎市、新しい住環境が生まれる
株式会社九電工は、株式会社共立メンテナンスと共同で長崎市内に新しい学生寮・社員寮「ドーミー長崎平和公園(仮称)」の建設に踏み出すことを発表しました。これは、長崎市が推進する「若い世代に選ばれる魅力的なまちづくり」を背景に、快適な住環境を通じて地域社会に貢献することを目指しています。
計画の目的と概要
新しい寮の名称は「ドーミー長崎平和公園(仮称)」で、鉄筋コンクリート造の地上4階建て、居室数は74室を予定しています。場所は長崎県長崎市平和町217番、長崎電気軌道の平和公園駅から徒歩6分という好立地です。また、長崎大学坂本キャンパスに隣接しており、学生にとっても便利な環境です。
この「ドーミー」シリーズは、株式会社共立メンテナンスが1979年に創業した際から運営している学生寮・社員寮事業であり、全国に500棟以上を展開しています。新たな寮は、プライバシーが守られた完全個室であり、バス・トイレが独立しているため、各居室で快適に生活を送ることが可能です。家具や家電も備え付けられており、新生活を始めるために特別な準備をする必要はありません。
住環境の充実
ドーミー長崎平和公園では、管理栄養士が考案した朝夕の手作り家庭料理が提供され、寮長や寮母が住み込みで学生たちの生活を見守ります。安全面でもICカードによるセキュリティが完備されており、学生や社員が安心して過ごせる環境が整っています。
今後の展開
株式会社九電工は、今後もこのプロジェクトを皮切りに、地域社会に貢献するための遊休地の利活用(CRE戦略)をさらに進めていく方針です。「ドーミー長崎平和公園」は、学生・社員の生活環境をサポートしながら、地域活性化に寄与する重要なプロジェクトとなるでしょう。
この学生寮・社員寮が完成するのは2026年の春頃を予定しており、長崎県での共同事業としても新たな発展が期待されています。地域住民にとっても新たなコミュニティの形成が期待され、長崎市がより魅力的な街へと変わっていくための一歩と言えるでしょう。