雪国からの発信!西尾レントオールが電動重機でGX促進に寄与
ニシオホールディングス傘下の西尾レントオールが、新潟県津南町で環境省の「電動重機試用プロジェクト」に参加することが発表されました。このプロジェクトでは、同社が保有するVOLVO製の電動コンパクトホイールローダ「L25 Electric」が除雪作業に使われます。建設業界においてカーボンニュートラルを目指す西尾レントオールの取り組みは、今後の業界全体の動向にも大きな影響を与えると期待されています。
事業の背景と目的
本事業は、雪が多い地域での除雪作業において電動重機の有効性を確認することを目的としています。電動重機の使用を通じて、騒音や排出ガスの問題を軽減しながら、公共施設などの周辺環境の保全に寄与することが期待されています。特に、住宅地近くでの作業では、住民への影響を最小限に抑えつつ、作業の効率性を高めることが求められます。
事業概要
- - 事業名: 令和7年度海岸清掃等における電動重機試用の調査委託業務
- - 目的: 除雪作業における電動重機の有効性を検証し、今後の普及促進を図る
- - 実施内容: 町営施設の駐車場などでの除雪作業(積雪除去、かき寄せ、集雪など)
- - 実施期間: 令和7年12月1日~令和8年2月末
- - 実施場所: 新潟県津南町の町営施設
VOLVO L25 Electricのメリット
本プロジェクトで使用される「L25 Electric」は、伝統的な重機の課題を解決する魅力的な機能を備えています。
- - ゼロ・エミッションによる環境保全: 排出ガスをゼロに抑えることで、地域の環境や水資源の保全に貢献。
- - 圧倒的な低騒音性: 日中でも騒音を抑え、作業効率を向上させると同時に近隣住民への配慮を実現。
- - 優れた作業性能: 電動特有の瞬時のトルクにより、除雪作業を効率的に行い、特に寒冷地でも高い稼働率を誇ります。
総合的な取り組みを目指す
西尾レントオールは、今回の活動を通じて得られた知見を基に新たな電動建機の利用方法を提案していく考えです。除雪作業にとどまらず、寒冷地域での建設業務全般において、環境に配慮した施工をサポートすることで、持続可能な社会の実現に寄与し続けることを目指しています。