佐賀市、Airbnb Japanとの連携協定締結
佐賀市は最近、Airbnb Japan株式会社と新しい連携協定を締結しました。この協定は、空き家という地域課題を解決するための「空き家シェアリング」に関するもので、まちの暮らしを支える拠点として空き家を有効活用しようとする取り組みです。
協定締結の背景
空き家問題は多くの地域で課題となっており、佐賀市も例外ではありません。空き家をそのまま放置するのではなく、地域資源として活用することが求められています。そこで、Airbnbの経験とノウハウを活かし、持続可能なモデルを構築することを目的としています。
連携内容の詳細
協定内容には、主に以下の3つの点が含まれています。
1.
空き家シェアリングの推進及び啓発: 住民への啓発活動を通じて、空き家の有効活用を促進します。
2.
空き家シェアリングのモデルの検討: 具体的なシェアリングモデルを検討し、実行可能なプランを策定します。
3.
推進体制の整備: 空き家シェアリングを支えるための体制を整え、地域住民や関係者との連携を強化します。
協定締結式の様子
協定締結式は、令和7年6月26日(木曜日)にEDAUME(旧枝梅酒造 東の蔵)で開催されました。出席者にはAirbnb Japanの代表取締役、佐賀市市長などが名を連ね、今後の取り組みへの期待を寄せていました。また、締結式の様子はインスタグラムでも確認できます。
今後の活動予定
今後、佐賀市では「空き家シェアリング」に関するイベントや取り組みが予定されています。例えば、2025年8月3日には「SAGA空き家シェアリング会議」が開催される予定で、地域活性化の事例紹介や空き家活用のビジネスモデルについての情報が提供されます。加えて、10月頃には「空き家見学ツアー」や、翌年2月には「エアビースクール」を実施する計画も進めています。
このように、空き家を地域資源として活用することで、まちの魅力を引き出し、住民の生活向上にも貢献していくことが期待されています。今後の進展から目が離せません。