WAZAO-IPPON 2024年夏のコレクション発表
WAZAO-IPPONはこの夏、待望の2024年コレクションの第一弾を発表しました。テーマは「レジスタンス」。このコレクションでは、1960年代から70年代のデッドストック和竿を再構築した、のべ竿をリリースします。熟練のロッドビルダーの手によって丹念に作られた竹竿は、数十年の歳月を経て再び息を吹き返しました。
「レジスタンス」というテーマには、閉塞感のある現代に立ち向かう反骨精神が込められています。WAZAO-IPPONは、時代に流されずに自由でありたいと願う人々に向けて、この特別なコンセプトのもとにのべ竿を展開しています。この竹竿に触れ、その持つ力を感じることで、試練に立ち向かう勇気を見出してほしいとの思いが込められています。
のべ竿スタイルの釣り
今回のコレクションの特徴は、のべ竿スタイルの釣りです。のべ竿は、魚の引きを最も直接的に感じられる釣りの一つで、マトリョーシカのように数本のパーツを組み合わせて一つの竿を作ります。これにより、竹と糸を通じて外界とのつながりが生まれ、様々な釣りシーンに対応できるバリエーションを持つことができます。
特に、この竹竿を使用することで、魚の生命力を感じ、自然との対話を楽しむことができるのです。魚と水の流れとのレジスタンスを感じながら、心の底から自分自身と向き合う時間を持つことができるのが魅力です。
商品情報とフィールド
「IPPON DEADSTOCK 70's / SEIRYU 24SS」という商品シリーズ名で発表されたこのコレクションでは、竹の風合いに真紅の色合いが映える清流竿が特徴的です。販売は期間限定で、公式オンラインストアにて8月31日まで行われています。これらの竿は、里川や池、湖などの多様なフィールドにて、小物と遊ぶための理想的な選択肢となるでしょう。
主な対象魚にはオイカワやカワムツ、鮒などの小型魚があり、静かな水辺でそのアタリを敏感に感じながら釣りを楽しむことができます。心を込めて作られた竹竿を使うことで、自然の恵みを直接感じ、体感する特別な時間を楽しめます。
WAZAO-IPPONの理念
WAZAO-IPPONは、ただの釣具ブランドではありません。「なんなら釣れなくてもいい」というテーマで、自然体験の新たな可能性を探求しています。釣りを通じて失われつつある日本の文化を再発見し、再構築していく取り組みを行っています。竹竿を持つことで、自然環境と深く接続し、釣りという手段を通して日本の深い文化を感じることができるでしょう。
「竹竿片手にずいぶん遠いところまで来てしまった」という言葉には、経済合理性を超えた活動への自信と深い思いがあります。この活動こそが、未来へのヒントを隠し持っていると考えています。ただ魚を追い求めるだけでなく、文化や自然を知る旅を続ける中で、WAZAO-IPPONの真の意味を感じられることでしょう。
この夏、WAZAO-IPPONの竹竿を持って、釣りの新たな楽しみを発見してみませんか?有意義な体験を通じて、自分自身を再発見し、風に吹かれて生きる楽しさを感じていただければと思います。
公式HP:
WAZAO-IPPON
公式Instagram:
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