銚子市の給食に骨取りさばを提供する飯田商店の挑戦
千葉県銚子市で159年の歴史を持つ株式会社飯田商店は、地域の子どもたちが魚をもっと身近に感じられるよう、学校給食に自社製品の『骨取りさば』を提供する取り組みをスタートしました。この革新的な試みは、2026年7月8日に具体化し、地域の小中学校で鈴なりの給食メニューが誕生しました。
地元の子どもたちに届けるおいしさと工夫
飯田商店は、地元の子どもたちが魚の美味しさを直接体験できる場を設けたいという強い思いから、銚子市学校給食センターと連携して、このプロジェクトを実施しました。具体的には、小学校では「骨取りさばのカレー唐揚げ」、中学校では「骨取りさばフィーレの塩焼き」として提供され、子どもたちは骨を気にせずに食べられる魚料理を楽しむことができました。
魚料理へのハードルを取り除く
最近の家庭料理では魚離れが進み、子どもたちが魚料理を避ける傾向があります。その理由の一つは、骨を取る手間や、食べ方が面倒だと感じることです。本プロジェクトは、こうした課題に対する一つの解決策と捉えることができます。骨を取り除いた加工済みの魚を提供することで、子どもたちが魚を食べる際のストレスを軽減し、魚をおいしく楽しむ体験を提供します。
飯田商店はこの取り組みを通して、魚をより身近に感じてほしいと思っており、単なる給食の商品提供に留まらず、魚料理の楽しさを伝える重要な役割を担っていると感じています。
養う栄養、育む体験
提供されたサバには、たんぱく質、高価なDHAやEPAをはじめとする体に必要な栄養素が豊富に含まれています。これにより、子どもたちが給食を通じて自然と重要な栄養を摂取できるだけでなく、「魚はおいしいものである」と感じる機会も増えていくことでしょう。飯田商店は、栄養面だけでなく、子どもたちが魚を食べることに対して興味を持ってもらうことが、将来的には食文化の継承にもつながると考えています。
地元の声に応える
飯田商店の代表取締役社長、飯田安敏氏は、「地元の水産加工会社として、地域の子どもたちに魚の楽しさを伝える機会を作っていきたい」と述べました。また、「今回の給食提供をきっかけに、骨取り魚が子どもたちの魚への関心を高める一助となればうれしい」と期待を寄せています。
今後の展望
『骨取りサバ』はその利便性と味わいから、多くの子どもたちが「おいしい!」と感じてくれたという好評の声も寄せられています。魚を食べることへのハードルを取り除くことで、子どもたちに魚をもっと楽しんでもらおうという飯田商店の取り組みは、今後も続いていくでしょう。地元の子どもたちに対する愛情にあふれたこのプロジェクトが、日本の食文化をさらに豊かにしていくことを願います。
会社概要
- - 会社名: 株式会社 飯田商店
- - 所在地: 千葉県銚子市黒生町7400-2
- - 創業: 明治年間(約150年の歴史)
- - 代表者: 飯田 安敏
- - 事業内容: 水産物加工・卸売販売、骨取りさば等の商品企画・販売
- - URL: 飯田商店公式サイト
- - ECサイト: 飯田商店ECサイト