Neural Pocket、初の海外拠点をシンガポールに開設
Neural Pocket Inc.がシンガポールに初の海外拠点を設立しました。この動きは、同社が推進するスマートシティアプリケーションや「Edge AI」機器の開発において、より具体的かつ迅速な取り組みを可能にすると期待されています。
企業の発展段階と協力関係
Neural Pocketは、テクノロジー企業であるHuaweiやNVIDIAと協力し、スマートシティの発展に貢献するビジネスを共同で展開しています。また、Macnica Corporationとも連携を強め、特に日本国内でのAIプロジェクトでの実績を活かす形で、東南アジアにおけるネットワークを広げる計画です。
資金面でのバックアップ
加えて、Neural Pocketは三井住友銀行やみずほ銀行など、名だたる日本の金融機関や投資家からもサポートを受けています。このような協力により、海外進出を加速し、新たな市場開拓を進めていく方針です。
学術的な支援
学術方面からも支援があり、東京大学の松尾豊教授がアドバイザーとして関わっています。松尾教授は、シンガポール国立大学でも非常勤教授を務めた経験があり、国際的な視点からの助言が期待されています。
シンガポール支社の代表者
シンガポール支社の社長には、スタンフォード大学のMBAを持ち、マッキンゼー東京・ニューヨークオフィスでの経験を背景に持つRyosuke Tane氏が就任しました。彼は、企業の買収や管理などの領域で幅広く活躍してきました。彼の経歴を活かし、Neural Pocketのシンガポール市場での展開がさらに加速すると考えられます。
シンガポール支社概要
- - 所在地: 9 Straits View, Marina One West Tower, #06-07, Singapore 018937
- - 代表者: Ryosuke Tane、シンガポール支社長
このシンガポール拠点は2020年4月30日に登録されましたが、運営の開始時期については、現状のCOVID-19の状況を考慮しながら適切に判断されることとなります。
CEOのメッセージ
同社のCEOであるShigematsu氏は、急速に経済発展を遂げている東南アジア各国において、高品質なインフラやサービスに対するニーズが急増している点を指摘し、スマートシティの構築が求められている状況を強調しました。Neural Pocketとしては、シンガポールを起点に、マレーシアやタイ、インドネシアなどの国々へも展開し、社会に貢献する意向を示しています。
Neural Pocketの目指す未来
Neural Pocketは、画像や動画を解析する独自のAI技術の開発・商業化を進めており、スマートシティやモビリティ、デジタルサイネージなど多岐にわたる分野でAIを活用し、未来の社会を形作ることを目指しています。特に政府機関やインフラ企業、企業向けのソリューションを提供することで、次世代の社会基盤を支えていく考えです。
企業情報
- - 会社名: Neural Pocket Inc.
- - 所在地: 東京都千代田区有楽町1-1-2, 日比谷三井タワー32F
- - 事業内容: AIエンジニアリングによる未来の社会づくり
- - URL: Neural Pocket
このようにNeural Pocketは、シンガポールを拠点に新たな挑戦を始め、東南アジア全体での成長を目指しています。今後、その取り組みがどのように進展するのか、目が離せないところです。