DHLデザイナーアワード:新たな才能を世界へ
2023年に開催されたAmazon Fashion Week TOKYOで、第11回DHLデザイナーアワードの受賞者が発表されました。このアワードは、DHLジャパンが日本のファッション才能をグローバルに発信するために2011年に創設されたもので、毎年注目のデザイナーが選出されています。
本年度の受賞者、
藤田哲平氏が手がけるブランド「sulvam(サルバム)」は、2013年の創設以来、急速に国際的な舞台での存在感を高めています。特にパリでの展示会や、ミラノのテキスタイル展における活躍が注目されています。今回の受賞を経て、藤田氏は「ブランド立ち上げ当初から国外での挑戦を続けてきた。今後の展開に期待したい」と意気込みを語りました。
DHLジャパンの支援
DHLジャパンの吉本悟法人営業第五部長は、受賞の背景やアワードの重要性に触れました。アワードには副賞として、DHLが提供する総額50万円分の海外発送サービスがあり、多くのデザイナーがこれを活用して海外市場への進出を加速しています。これにより受賞デザイナーは、さらなるビジネスチャンスを得ることができます。
DHLジャパンの社長、山川丈人氏は、「海外市場、特に新興国での展開は、日本のアパレル企業の成長戦略に不可欠です。商品企画においては、ローカルマーケットの特性を理解し、サプライチェーンを柔軟に調整することが競争力に直結する」と述べ、今後の支援を約束しました。
グローバルな舞台への挑戦
また、DHLでは「DHL Exported」プログラムを通じて、国際的なデザイナー支援も行っています。受賞者は、ニューヨークやミラノ、ロンドン、東京の4都市から展示会の開催都市を選ぶことができ、ファッションウィークの公式スケジュールに則ったショーを2シーズン連続で行うことができます。過去にはデンマーク出身デザイナーや日本人デザイナーもこのプログラムを利用し、国際的な活躍を遂げています。
まとめ
DHLデザイナーアワードは、若手デザイナーたちにとって大きなステップとなり、今後の国際的な活動をさらに推進する重要な機会を提供しています。DHLジャパンでは、これからも新たな才能を発掘し、彼らのグローバル展開を強力にサポートしていく方針です。詳しくは、DHLジャパンの特設インスタグラムでチェックしてください。
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