青森県弘前市のとっこの森が全国りんご選手権で栄冠
2024年10月31日、東京都渋谷区のレストラン「ハチドリ」で開催された「第3回全国りんご選手権」において、青森県弘前市の「とっこの森のりんご園」が最高金賞を獲得しました。この選手権は、日本全国から選りすぐられたりんごが集まり、厳正な審査を経てその美味しさが評価されるイベントです。
審査方法と結果
審査は、野菜ソムリエの資格を持つ評価員20名によって行われ、信頼性の高い食味評価が行われました。今年は全国から20品のりんごが出品され、評価員は商品名や産地を伏せた状態で試食を行い、おいしさを評価しました。結果として、最高金賞に輝いた「とっこの森のりんご園完熟名月」や、金賞の「北斗」、銀賞の「シナノスイート」などが受賞されています。
各賞受賞リスト
- - 最高金賞: とっこの森のりんご園完熟名月 (青森県弘前市)
- - 金賞: 北斗 (岩手県盛岡市)
- - 銀賞: シナノスイート (青森県弘前市)
- - 他にも、複数の銅賞および入賞が選ばれました。
受賞品「完熟名月」の特徴
「とっこの森のりんご園完熟名月」は、淡い黄色に紅色が差し、見た目にも美しいりんごです。評価員たちはその甘さの長さや酸味のバランス、そして香りが非常に良いことを指摘しました。「いつまでも口に含んでいたい」との声も多くあり、その魅力を強く印象付けました。
生産者のこだわり
このりんご園では、気候の変化を利用し、昔ながらの食味を重視した栽培方法が採用されてます。特に、「名月」はスイーツのような甘みと芳醇な香りが特徴で、完熟の状態にまで収穫を手放しません。そのため、市場に出回る前に本来のおいしさを最大限に引き出した状態で消費者へと届けられています。
コメントと審査員の評価
今年の全国りんご選手権では、「赤」だけでなく「黄色」や「青りんご」も多く出品され、香りの多様性が評判でした。審査員たちは、強い甘みと酸味のバランスが非常に優れていると評価し、特に今年の気候条件が影響する中でのクオリティに感動しています。
全国青果物選手権の意義
この全国青果物選手権は、野菜ソムリエが選んだおいしい青果物を世に広めることを目的としています。それにより、生産者の認知度を高め、販路拡大に寄与します。次回は、みかんの選手権が予定されています。
お問い合わせ
「とっこの森のりんご園」へのお問い合わせは、公式SNS
https://x.com/tokkonomori から行えます。りんごの採取時期が来た際には、ぜひ新鮮な味わいを楽しんでみてください。