日本スポーツ振興センターがVUBと連携協定を締結
2026年6月19日、ベルギーのブリュッセルにて、日本スポーツ振興センター(JSC)がブリュッセル自由大学(VUB)と連携協定の覚書を締結しました。この覚書は、JSCが初めて海外の大学と締結したもので、ハイパフォーマンススポーツの分野における国際的な共同研究の推進を目的としています。
連携協定の目的と意義
本協定は、国際共同研究の促進だけでなく、研究を支える人材やネットワークの強化にも寄与することが期待されています。VUBとの共同作業を通じて、ブリュッセルに「ハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)ヨーロッパリサーチセンター」(仮称)の設立を進めることで、欧州における研究活動の拡充を図ります。
JSCとVUBは、これまでの意見交換や人的交流を通じて、互いの研究に対する理解を深めてきました。今後はこの協定を基盤に、VUBの持つ多様な大学や研究機関とのネットワークを活用し、国際的な研究活動を展開することを目指します。
スポーツ分野の知見の国外への波及
この連携により、ヨーロッパで得られる先端的なスポーツ医学や科学の知識を日本のアスリートやコーチ、研究者、さらには社会全体に還元し、日本の国際競技力を向上させる基盤を強固にしていくことが期待されています。このような国際的な取り組みは、スポーツ界における新たな価値創出に貢献することでしょう。
両方の団体の代表者コメント
JSCの久木留理事は、日・ベル外交関係樹立160周年の節目においてこの協定を締結できたことを光栄に思い、ハイパフォーマンススポーツ研究の更なる推進とライフパフォーマンスへの展開を目指す意気込みを語りました。
一方、VUBのダンカールト学長は、日本とヨーロッパを結ぶ強固な連携づくりに貢献できることを誇りに思い、革新的な研究成果を社会に還元する重要な役割を果たすことを強調しました。
国際的な研究ネットワークの強化
JSCとVUBの協力によって、スポーツ科学や社会科学、政策研究など多様な分野での国際的な共同研究が進むことが見込まれます。これにより、日本とヨーロッパを繋ぐ研究の架け橋がさらに強化され、未来志向の研究活動が推進されるでしょう。
VUBについて
VUBは、ブリュッセルに位置する総合大学で、EUの政策機関が集まるエリアにあり、国際的な研究や教育に強みを持っています。特に、EUの研究助成制度を活用した多国間共同研究プロジェクトを展開し、欧州の研究ネットワークの重要な接続点となっています。スポーツ科学、社会科学、政策研究の分野で横断的な研究を通じて国際的な人材の育成を行っています。
この協定が、日本とヨーロッパの架け橋を築く一助となり、スポーツ分野における国際協力の新たなステージを開くことに期待が寄せられています。