ヴィッセル神戸とミックウェアが共同事業を発表
神戸に本社を置く楽天ヴィッセル神戸株式会社と株式会社ミックウェアは、観戦体験の向上を目的とした共同事業を発表しました。これは、2026年8月からスタジアム向けの屋内デジタルツイン体験サービス「PreSpot(プレスポット)」を利用した新たな試みです。両社は、地域密着の企業としてファンやサポーターの利便性を高め、スタジアム運営の質を向上させ、地域の活性化を図ることを目指しています。
PreSpotの特徴
「PreSpot」は、ヴィッセル神戸の公式アプリ「VISSEL KOBE」との連携を通じて、神戸のノエビアスタジアムの座席からフィールドの見え方を確認できる機能を提供します。また、スタジアム内の移動を容易にするナビゲーション機能も搭載されており、来場前後のアプローチ支援が一体化されています。この新しいサービスにより、ファンやサポーターはより安心してスタジアムを訪れることができる環境が整います。
魅力的な機能
具体的には、360°ビューによるスタジアム内の探索や座席からの視界確認が可能です。最寄りの入場ゲートから座席までのナビゲーションも提供されます。これにより、来場者は移動をスムーズに行えるだけでなく、混雑を避けることもできるようになります。また、同伴者との座席情報の共有も簡単になります。
共同事業の背景と目的
未来の観戦体験を構想するこの共同事業は、初めてスタジアムを訪れるファンにとっての課題を解決するために立ち上げられました。座席からの視点やスタジアム内の移動に関する情報を事前に把握することの難しさを軽減し、観戦体験をより快適なものにするために、両社はそれぞれの強みを活かして開発を進めました。
技術面の協力
ミックウェアは、2026年3月にリリースした3D空間デジタルプラットフォーム「DynaPlanet」の技術を活用し、観客への情報提供の効率化を図ります。ヴィッセル神戸は、ファンの体験に関する知見をもとに、サービスの企画をサポート。両社は実際の利用シーンを想定し、観戦体験全体の向上に寄与する機能を開発していくことを目指しています。
今後の展望
ヴィッセル神戸とミックウェアは、今後もこのサービスを進化させていく予定です。ホームゲームにおける具体的な利用シーンを想定しつつ、機能検証や提供範囲の拡充、外部サービスとの連携可能性について詳細な検討を続けていきます。特にスポーツ施設やイベント会場への展開にも目を向け、ユーザーの体験価値を向上させることを目指しています。
両社のコメント
楽天ヴィッセル神戸の代表取締役社長・千布勇気氏は、ミックウェアとの協業により革新的な来場体験が実現できることを喜び、「PreSpotによって観戦だけでなく、移動から体験までをシームレスに連携させることができる」と信じています。また、ミックウェアの鳴島健二氏も、ファンと会場の新たな関係を促進できる期待を寄せています。
企業概要
ヴィッセル神戸は、神戸市を拠点にしているプロサッカークラブであり、地域に密着した活動を通じてサッカー文化の向上に貢献しています。一方、ミックウェアはコンピュータシステムの開発などを手掛ける企業で、デジタルプラットフォームの提供を通じて様々な業界に貢献しています。彼らのコラボレーションによって、観戦の未来を切り開いていくことが期待されています。