サブスクで手ぶら登園
2024-07-31 10:47:29

保育士と保護者の負担軽減を実現するサブスク提携

私たちの生活の中で、育児を支えるサービスが充実してきています。その中でも特に注目されているのが、おむつのサブスクリプションサービス「おむつん」と、保育園向けの制服や備品を提供する「らくらく登園®TORANOCO」です。2024年7月31日、これら2社は業務提携を締結し、保育士と保護者双方の負担を大幅に軽減する「完全手ぶら登園」を実現することを目的としています。

まず「おむつん」について紹介します。このサービスは、保育施設で使用される紙おむつやおしりふきが使い放題になるというユニークなサブスク形式を持っています。2019年から始まり、保育士の業務負担を軽減すると共に、保護者にとっても大きな利便性を提供しています。利用者は、月額料金を支払うことで、必要な数だけおむつが保育施設に直接届けられるため、手間を大幅に省けるのです。これにより、保育士は園児一人一人のおむつ管理を気にする必要がなくなります。

「らくらく登園®TORANOCO」は、保育園向けに制服やエプロン、さらにはお昼寝用シーツやタオルなども提供するサービスです。2020年に開始されたこのサービスは、ビジネスやメディアからも注目されており、藤本美貴さんや横澤夏子さんが司会を務める番組で紹介されたことで多くの保護者からの導入リクエストを受けているほどです。2024年にはサービスの利用者数が5,000人を超える見込みです。

両社の提携により、保育施設の向上がさらに促進されることが期待されています。業務提携の背景には、保育現場でのニーズが高まる中で、単独では満たしきれない部分を補う必要性があります。この提携により、保育士と保護者の負担を軽減し、サービス提供エリアを拡大し、業務の効率化を図ることが可能となります。これには、両社の専門知識やネットワークを最大限に活用することが含まれています。

「おむつん」では、1箱からの少量発注が可能で、最短で翌日に商品が届く仕組みがあります。これにより、忙しい保育士がうっかりおむつの発注を忘れる心配が少なくなります。また、保育施設の多くは収納が限られており、多くの在庫を抱え込むことが難しいため、このサービスが助けになるのです。事実、おむつが届くまでの日数を短縮することで、保護者から料金を受け取っているにもかかわらず、施設におむつがない事態を防ぎます。

両社は今後、共同で新たなサービス展開やさらなる利便性の向上を目指していく意向を示しています。子供たちが安心して育つために、保育士や保護者がより軽やかに日々の業務をこなせる仕組みを構築することが求められています。現代の育児を支える様々なサービスが、このようにして進化し続けているのです。

最後に、有限会社いとう教材社とナカラル株式会社の会社概要を紹介します。いとう教材社は1979年設立で東京都小金井市に本社を構え、保育関連のサブスクリプションサービスや備品の提供を行っています。一方、ナカラル株式会社は2020年設立で、保育園向けの制服サブスクリプションを運営しています。両社はそれぞれの強みを持ち寄り、保育現場の革新に寄与することを目指しています。


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会社情報

会社名
有限会社いとう教材社
住所
東京都小金井市緑町4丁目5-4
電話番号
042-381-3031

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