LEOCが食品産業技術功労賞を受賞
2025年11月12日、東京都台東区の上野精養軒で開催された「第55回食品産業技術功労賞」では、株式会社LEOC(以下、LEOC)が「サステナビリティ部門」で受賞いたしました。この賞は、日本の食品産業に重要な貢献をした企業や個人を表彰するもので、今回で55回目を迎えます。
LEOCの受賞理由は、特定技能人材を給食施設に受け入れる取り組みが高く評価されたためです。特定技能人材は、主にアジアの4カ国から招かれ、給食業務を支える重要な人材です。LEOCは、特定技能人材の教育に力を入れ、入国前に調理実習と座学を行い、実際の職場で即戦力となれるように徹底したサポートを行っています。
LEOCの蛮勇な取り組み
創業以来、LEOCは全国の3,000を超える社員食堂や病院、介護施設などで心のこもった食事サービスを提供してきましたが、昨今、特に病院や介護現場において人材確保の問題が顕在化しています。このため、LEOCは海外に無償教育拠点を構えるグループ会社のONODERA USER RUNと連携し、特定技能人材の雇用を積極的に進めています。
既に、2025年4月には約900名、同年6月時点では累計1,800名の特定技能人材が入国し、食事サービスの現場で活躍しているとのことです。ここまでの介護サービスや病院食の提供に必要な体制を整えるために、受け入れ後のサポート体制を強化し、各国語に対応したマニュアルを整えるなど、働きやすい環境作りにも力を注いでいます。
食品産業技術功労賞とは
食品産業技術功労賞は、日本の食品業界の発展に尽力した企業や個人を顕彰するアワードで、1971年に設立されました。毎年、選考委員が厳正な審査を行い、商品・技術部門、サステナビリティ部門など多岐にわたるカテゴリーで受賞者を選定しています。
受賞した企業や団体は、持続可能な環境や社会を実現するための優れた取り組みが認知されることにより、さらなる発展へのモチベーションを高めることができます。
LEOCの今後の展望
今後もLEOCは、国境を越えた人財が安心して働ける職場を提供し、持続可能な社会の発展に貢献していく方針です。その企業理念「お客様に喜びと感動を、パートナーに成長と幸福を、社会に貢献を」に基づき、今後も新たな挑戦に取り組んでいきます。LEOCの公式ウェブサイトでは、今後の活動や特定技能人材の受け入れの進展についても詳しく紹介されているので、ぜひご覧ください。
LEOC公式サイト
最後に
食品産業界において、持続可能性がますます求められる中、LEOCのような企業がそのモデルとなることで、より良い社会を築くための重要な一歩となることでしょう。今後の活躍に期待が寄せられます。