全国から選ばれた9つのスポーツ団体が参画
この度、スポーツ庁と株式会社eiiconが共同で進める「スポーツオープンイノベーションプログラム(SOIP)」に、全国各地から選ばれた9つのスポーツ団体が参加することが決まりました。これにより、これらの団体は新たなビジネスの創出を目指し、他産業との連携を強化していくことになります。
スポーツオープンイノベーション(SOIP)とは?
「スポーツオープンイノベーション(SOIP)」は、スポーツ庁が主導し、スポーツ団体と企業などの他産業が連携することで、新しいサービスや商品を創り出す取り組みです。本事業の運営をeiiconが担い、スポーツ産業の成長を促進することを目的としています。
参画団体の紹介
参加するスポーツ団体は、既存ビジネスの拡大や新規事業の構築に取り組む4団体と3団体、そして共創パートナーを募集する団体を含んでいます。
1. アビスパ福岡(サッカー J1:福岡県福岡市)
2. NPO法人 日本ブラインドサッカー協会(ブラインドサッカー:東京都)
3. いわきFC(サッカー J2:福島県いわき市)
4. 鎌倉インターナショナルFC(神奈川県鎌倉市)
1. 秋田ノーザンハピネッツ(プロバスケットボール B1リーグ:秋田県秋田市)
2. ベルテックス静岡(プロバスケットボール B2リーグ:静岡県静岡市)
3. ルリーロ福岡(ジャパンラグビー リーグワン:福岡県うきは市)
- ガイナーレ鳥取(サッカー J3:鳥取県米子市)
- SAGA久光スプリングス(女子バレーボール SVリーグ WOMEN:佐賀県鳥栖市)
取り組みのスケジュール
これからの活動予定は、2025年8月から2026年2月にかけてのインキュベーション期間や、12月にはカンファレンスを予定しています。また、2026年2月には成果発表会が行われる予定です。共創パートナーの募集開始は2025年9月25日で、規模の大きなイベントも計画されています。
スポーツ産業の成長を目指して
本取り組みは、スポーツ産業が持つ巨大な可能性を引き出すために不可欠なものです。スポーツ庁は、地域貢献や収益化を進めることで、他産業との連携を強化し、新たなビジネスモデルの確立を目指しています。また、パラスポーツ団体への支援も行うことで、さらなる社会課題解決にも寄与したいと考えています。
まとめ
今後の取り組みに参加する団体は、それぞれが独自の強みを生かし、様々な分野でのビジネスモデルを構築しようとしています。これによって、スポーツ業界自体の成長だけでなく、地域経済の活性化も期待されます。スポーツ庁とeiiconが手を組んだこの取り組みが、今後どのような成果を生むのか注目です。