TopTierの挑戦
2025-11-10 20:17:29

新卒採用の新しい地平線:東大生・慶應生を中小企業へ導くTopTier

東大生・慶應生の新たな就活シーンを拓くTopTierの設立



2025年10月23日、株式会社TopTierが設立されました。同社は、株式会社ジェイ・エス・ビー(東証プライム:3480)から出資を受け、東大生と慶應生を対象にした新卒採用支援事業を展開します。この法人の設立は、従来の「大手企業への就職」という狭い視野からの脱却を目指す試みです。

就活の現状と課題



近年、東大生や慶應生は大手企業のファーストキャリアを重視する傾向が強まっています。これは、「大企業に入社することこそが成功」という考え方が根底にあるためです。その結果、これらの大学の学生は中小企業の情報収集を怠り、選択肢が狭められています。これに対し、多くの日本企業は中小企業で、大きなポテンシャルを秘めた人材を求めていますが、人材不足によりその成長が制約されています。また、地方企業では後継者不足も問題視されています。

TopTierの目的



TopTierは、全国に広がる中小企業の情報を東大生や慶應生に届け、彼らの就活の選択肢を広げることを目指します。これは、彼らが中小企業の幹部候補として新卒で入社し、キャリアを築く新しい道を提供します。このプロジェクトが実現するのは、現役の学生が創業したからこそできる視点と情熱からです。

成功事例と成果



例えば、地方の中小企業がこの取り組みを通じて、5年で売上が約5倍に成長した実績があります。採用した人材が自身のレベルを高める魅力的なプログラムを用意することで、多くの応募者を集め成功を収めています。このような模型を全国に広げ、多くの企業と学生が共に成長できる場を作ろうと考えています。

代表取締役の想い



TopTierの代表取締役、三塚文佳さんは、「東大生と慶應生にはまだ多くの可能性があり、同時に日本の中小企業が抱えている成長のチャンスにも目を向けてほしい」と話します。両者の架け橋となることを目指し、企業は新たな若手力で成長し、学生は自らの成長を体験できる環境を作ることに注力しています。

現在のビジョン



現状では東大生・慶應生の志望企業は大手に偏りがちですが、TopTierは中小企業も大手企業に負けないキャリア形成の場であることを広めています。特に、若い学生にとって中小企業は早期から新規事業への挑戦ができ、実績に応じた報酬を受ける機会があります。東大生や慶應生の吸収力や成長意欲との相性も良いため、双方にとって利益のあるマッチングが可能です。

株式会社ジェイ・エス・ビーとの関係



今回の設立に際し、株式会社ジェイ・エス・ビーからの後援がありました。彼らは学生向けの住まいの提供を行っており、本プロジェクトを通じて東大生や慶應生に対し新たな就職の選択肢を提供する意向を示しています。その背景には、学生の就活を支援していきたいという理念があります。

提供するサービス



TopTierは、以下のサービスを通じて学生と企業の両者にメリットを提供します:

1. 新卒採用の内製化コンサルティング
- 東大生・慶應生からの継続的なエントリーを実現します。

2. インターン生の採用支援
- 短期・長期のインターン生を採用するプログラムを提供します。

3. ビジネスコンテストの企画国
- 企業との接点を持つ機会を提供し、理解の深い新卒採用母集団を形成します。

成長の見込み



TopTierは、設立初年度から年商100億円企業との取引を進めており、今後の成長も期待されています。社員発の人材コンサルタント会社として、成長速度を持続し、全国展開を視野に入れています。

このように、TopTierは東大生・慶應生の新たな選択肢を生み出し、日本の未来を明るくする取り組みを進めています。


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会社情報

会社名
株式会社TopTier
住所
東京都品川区上大崎4丁目1-1
電話番号

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