麺製クラフトビール登場
2022-11-17 10:00:10

日本初の麺から作る醤油ラーメン専用クラフトビールの誕生

日本初の醤油ラーメン専用クラフトビールが登場



近年、クラフトビールの市場は様々な新商品が登場し、ますます多様化しています。その中でも斬新なアイデアとして、麺から作る「醤油ラーメンに合うクラフトビール」が誕生しました。これを実現したのは、有名製麺所である『浅草開化楼』と170年以上の歴史を誇る老舗『山本海苔店』の強力なコラボレーションです。

斬新な発想から生まれたラーメン専用ビール



この新商品は、職人たちの熱意と共に作り上げられました。株式会社Beer the Firstの代表である坂本錦一氏と、ラーメンライターとして活躍する山川大介氏が、ラーメン業界を盛り上げるためにタッグを組んで開発しました。彼らは、日本で最も縁の深いラーメンの種類、すなわち醤油ラーメンに注目。醤油ラーメンと相性の良いトッピングである海苔の香りをビールに加えることができないかと考え、その結果、海苔を副原料に用いたクラフトビールが完成したのです。

海苔の深い味わいを感じる一杯



このビールは、「華麺舞踏会醤油との出会い」という名前で、330mlのボトルで提供されています。ABVは5%、賞味期限は240日。このビールはラーメンの「麺」から作られ、香ばしいモルトのコクと海苔の旨味が絶妙に融合しています。特に、使用する麦芽の約15%を「麺」に代用することで、醤油ラーメンをひきたてる独自の味わいを実現しました。

海苔とラーメンの関係



古来より海苔は、寿司やおにぎりなど日本の食文化において重要な役割を果たしてきました。海苔の生産者である『山本海苔店』は、1849年に創業した歴史ある店舗で、明治天皇への献上品となった「味附海苔」で名が知られています。今回、彼らが協力してくれることで、ビールの製造に必要な海苔を確保することができました。

『浅草開化楼』のこだわり



『浅草開化楼』は1950年に創業し、多くのラーメン店から支持される製麺所です。著名な職人、不死鳥カラス氏にインタビューを行うと、製造過程で出る麺の切れ端が全て廃棄されるため、これらを活用したいという思いつきが、今回のビールプロジェクトに繋がったとのことです。彼の協力なしには、この企画は実現しなかったでしょう。

今後の展望と顔となるラーメン戦士



このビールは、ラーメン好きをはじめ、ビール好きにも楽しんでもらえることを目指しています。今後はさらに多様な食材を使用したアップサイクル事業を展開し、食品ロス削減にも取り組んでいく予定です。ラーメンライターとして活躍する山川大介氏も、年間約400杯のラーメンを食し、その経験を活かしてこのプロジェクトに情熱を注いでいます。

商品の購入方法



このユニークなビールは、クラウドファンディングプラットフォーム「キャンプファイヤー」にて購入可能です。興味のある方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

この新しいクラフトビールは、ラーメンや海苔を愛するすべての人に、新しい体験をもたらすことでしょう。ラーメンとビールの新たな出会いを楽しみたい方にとって、貴重な一杯となること間違いありません。

会社情報

会社名
株式会社Beer the First
住所
神奈川県横浜市神奈川区神大寺2-5-4-403
電話番号
090-8562-5138

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