石垣島の新対話インフラ
2025-07-24 15:24:25

石垣島で実現する新たな観光の対話インフラ、VUEVO Display導入開始

新たな観光インフラの整備が石垣島で始まる



ピクシーダストテクノロジーズ(以下PxDT)は、このたび沖縄県石垣市において、リアルタイム翻訳ディスプレイ「VUEVO Display」の導入を開始しました。この取り組みは、国内の離島で初めての試みであり、多言語・透明字幕に対応した先進的なコミュニケーションツールの活用が期待されています。

旅行者と地域の架け橋



石垣市は観光名所として知られ、海外からの訪問者も増加しています。最近では台湾や韓国、さらには欧州などからの観光客が多く、彼らとの円滑なコミュニケーションは観光業にとって大きな課題となっていました。そこで、石垣島内の空港やレンタカー、宿泊施設など、観光インフラの各所に計10台のVUEVO Displayが設置されることとなったのです。

VUEVO Displayは、異なる言語を話す者同士が自然に会話できる環境を整えます。透明ディスプレイを介して表示されるリアルタイム翻訳字幕により、表情やジェスチャーを妨げることなく、対話が可能になります。これにより、異なる言語を使用する旅行者と地域住民の間で、より円滑なコミュニケーションが実現します。

設置場所と導入の目的



具体的な設置場所としては、石垣空港内や現地の共同売店、オリックスレンタカー石垣島店などが挙げられています。また、期間限定で設置される箇所もあり、石垣空港の案内カウンターや南の美ら花ホテルミヤヒラでも利用可能です。

PxDTの取り組みの背景には、増加する外国人観光客との接客における言語の壁を取り除くという目的があります。オリックスレンタカー石垣島店の大浜龍一取締役は「VUEVOによってスムーズな対応ができるようになることを期待しています」とコメントしています。

また、石垣市商工会副会長である下地寬正様は「多言語対応の重要性を感じていました。VUEVO導入により、より円滑な接客が実現すると期待しています」と語ります。

今後の展望と観光DXの実現



今後、PxDTは日本国内の観光施設や交通機関、宿泊施設との連携を強化し、VUEVO Displayの地域実装を進めていく方針です。また、沖縄本島や離島との連携を模索し、観光業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)のモデルケースを構築することを目指しています。

VUEVO Displayの機能紹介



VUEVO Displayは、多言語翻訳機能を備えた透明ディスプレイであり、会話内容をリアルタイムで字幕表示します。これにより、聴覚障がい者や外国語を話す人々との自然なコミュニケーションが実現できます。相手の表情や動きが見える状態で会話ができるため、情報伝達がよりスムーズになります。

詳細な情報はこちらから確認できます。今回の取り組みが、石垣市における観光の新しい形を作り出すことを期待しています。


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会社情報

会社名
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
住所
東京都中央区八重洲二丁目2番1号東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー8階
電話番号

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