電子カルテ革命の一手
2025-10-09 15:33:19

電子カルテの革新!harmoシステムが可能にするオフライン転送の実力

電子カルテ革命をもたらすharmoシステムとは



最近、harmo株式会社が発表した新しい機能が、医療現場の効率を大きく向上させる可能性を秘めています。それは、インターネットに接続されていない電子カルテでも、薬剤情報を直接転送できる「オフライン転送」機能です。この画期的な機能がどのように医療現場での課題を解決できるのか、詳しく探っていきましょう。

オフライン環境での情報連携の課題



近年、電子版お薬手帳の普及が進む中、医療機関での情報連携には大きな課題があります。特に、薬局と医療機関の情報の授受においては、インターネット接続が欠かせない要素となっていました。しかし、病院の多くがセキュリティ上の理由からインターネット接続が制限されているため、薬剤情報の転送はこれまで手入力に頼らざるを得ない状態が続いていました。手動での入力作業は時間がかかる上に、ミスのリスクも高く、現場のスタッフにとっては非常に大きな負担となっていました。

harmoの解決策



この課題を解決すべく、harmoが開発したのがオフライン転送機能です。この機能では、バーコードリーダーを介して簡単に薬剤情報を電子カルテに転送することが可能です。具体的には、いかなるインターネット接続環境が無くとも、持参薬の確認やカルテへの情報取り込みを行うことができます。これにより、転記ミスを防ぎ、作業の効率化を実現します。

オフライン転送の特長



1. 手入力不要の便利さ
 バーコードリーダーを活用することにより、薬剤情報の転記が自動化され、手入力の必要が無くなります。これにより、情報の抜け漏れが減り、業務の効率も向上します。また、JAHIS形式での転送にも対応しており、ニーズに応じた柔軟な利用が可能です。

2. インターネット不要の安全性
 オフライン転送機能は、電子カルテを閲覧するPCが院外のインターネット環境に接続されていなくても問題なし。これにより、セキュリティ面でも安心して利用できる環境が整います。

3. 他の電子版お薬手帳にも対応
 harmo以外の電子版お薬手帳の情報も転送可能。これにより、全国の薬局での情報連携がよりスムーズに行えるようになります。

4. 電子カルテの改修不要
 電子カルテの操作をするための改修がないため、導入が容易です。テキスト入力欄に記入するだけで運用が始められます。

今後の展望



harmoは、このオフライン転送機能にとどまらず、電子版お薬手帳が持つ様々なPHR(患者健康記録)情報をオフラインで便利に活用できる仕組みを構築することを目指しています。また、シミックグループが持つ医療機関ネットワークの活用により、電子版お薬手帳の利用促進を進める方針です。

まとめ



現在の医療現場が直面する問題を解決するための新たな技術として、harmoのオフライン転送機能が位置づけられます。今回の導入によって、医療現場の効率が向上することに大きな期待が寄せられています。今後、さらなる情報連携の強化が待たれることでしょう。


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会社情報

会社名
シミックホールディングス株式会社
住所
東京都港区芝浦1-1-1浜松町ビルディング
電話番号
03-6779-8000

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