日本酒コンクール
2018-08-21 13:00:34

世界の舞台へ!三重県での日本酒コンクール「SAKE selection」開催

日本酒コンクール「SAKE selection」の開催



日本酒ファンにとって待望のイベントが、三重県鳥羽市で開催されます。国際的なワインコンクール「ブリュッセル国際コンクール(CMB)」が新たに設けた日本酒部門、これが「SAKE selection」です。このコンクールは、世界各地から日本酒の輸入業者やソムリエ、専門誌の編集者が集まり、日本酒の優れた品質を評価します。

第1回開催の背景



「SAKE selection」は、今年10月に第一回目の開催を控えており、審査委員長にはシルバン ユエ氏が就任しています。氏は日本酒造組合中央会フランスサポートデスクを担当する専門家で、フランスの「サロンデュ・サケ」を主催している肩書きを持ちます。このような権威ある審査員が集まることにより、受賞酒には国際的な信頼性がつき、海外市場での認知度を高める絶好の機会となります。

審査プロセスと「酒大使」制度



審査は厳正を期して行われ、得られた結果に基づいて、選ばれた酒から最大5名が「酒大使」として任命されます。「酒大使」は日本酒の魅力を広める活動を行い、特にヨーロッパなどの国々で日本酒をPRする役割を担います。この取り組みにより、良質な日本酒の魅力を海外に発信し、普及を促進します。

表彰式とグランプラスでの受賞式



表彰式は11月に東京のベルギー大使館で行われ、さらに年明けには世界遺産のブリュセル市庁舎でも受賞式が開催される予定です。これらのイベントを通じて、受賞した日本酒のブランド化や販路拡大、輸出拡大が期待されています。消費者が日本酒を選ぶ際の指標ともなりうるこのコンクールは、生産者にとっても品質向上の励みになるでしょう。

日本酒の伝統と文化



日本酒は「お神酒」としても知られ、特に神事においては重要な役割を果たしてきました。三重県の伊勢神宮では、全国から蔵元が集まり、古くからの伝統に則った祭りが行われています。また、伊勢志摩サミットが開催されたのもこの地域です。文化的な背景が色濃く残る三重県での開催は、まさに歴史と伝統を感じられる場となります。

審査員によるコメント



シルバン ユエ氏は、「日本のパートナーと共に、厳格な審査を行いたい、そして日本酒を世界に広めたい」と述べています。新たな国際的な舞台で、蔵元の理念を尊重しながら、世界へ向けて日本酒を積極的にアピールするチャンスでもあります。日本酒の魅力を再発見するこの機会に、多くの人々が参加し、豊かな味わいの世界を楽しむことを期待しています。

エントリーの詳細



エントリーは公式サイトから可能で、出品条件も明確に定められています。純米酒から熟成古酒まで、様々な部門からの出品が歓迎され、酒造場で製造された一般流通の日本酒が対象です。詳細は公式サイトにて確認できます。

日本酒に新しい風を吹き込むこのコンクールが、海外での日本酒普及を一層加速させることを願っています。

会社情報

会社名
株式会社新東通信
住所
愛知県名古屋市中区丸の内3-16-29
電話番号
052-951-3831

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