ひとり親家庭を支援するクリスマス企画が全国へ広がる！

ひとり親家庭を支援するあたたかなクリスマスの取り組み

ディライト株式会社（奈良県奈良市、代表取締役:出口哲也）が、認定NPO法人おてらおやつクラブ（OOC）と協力して、ひとり親家庭へクリスマスを祝う「おすそわけ」を実施しています。今年で5年目を迎えるこの取り組みでは、奈良県内の5世帯にクリスマスケーキを贈るほか、全国の30世帯に焼き菓子やシュトーレンを届ける予定です。

この活動は、家族で過ごすクリスマスという貴重な時間を提供したいという思いからスタートしました。過去4年間にわたり、延べ147世帯にプレゼントや体験イベントを通じて、家族の団らんの機会を届けてきました。特に、ひとり親家庭の中には、様々な理由から季節の行事を楽しめない方々も多くいます。「クリスマスにケーキを用意できない」といった声を減らすために始まったこの支援は、多くの家庭から感謝の言葉が寄せられています。

支援の内容

今年の支援内容は以下の通りです：

- クリスマスケーキ：奈良県奈良市と天理市の店舗で受け取ることができるクリスマスケーキを5個提供。
- 焼き菓子詰合せ：ガトー・ド・ボワが提供する焼き菓子セット15個。
- シュトーレン：大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校から提供されるシュトーレン15個。

これらのアイテムはOOCに登録しているひとり親家庭を対象に、抽選で選ばれる35家庭に贈られます。応募はOOCのLINE公式アカウントから行うことができ、2025年11月20日から30日まで受け付けられます。

活動の背景と広がり

この取り組みは、OOCの松島代表との出会いを通じて2021年に始まりました。社会問題としてのひとり親家庭の現状を知り、支援を考えるようになった出口代表は、食や祝いの席をプロデュースする会社として、「喜びの時を届けること」を社会貢献の一環として取り組むようになりました。

毎年、多くの温かいメッセージが応募フォームに寄せられ、支援の輪が広がっています。「支援があると感じるだけで頑張れます」というコメントや、「子どもと一緒に応募を考えたことで、すでに素敵なクリスマスの思い出になりました」という声も寄せられ、支援活動の意義が再確認されることが多いです。また、新聞記事を通じて支援を申し出てくれる方も増え、この活動は地域における重要な意味を持つようになっています。

協業団体とその思い

この活動には、ガトー・ド・ボワや大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校など、多くの協力団体が関わっています。ガトー・ド・ボワは、世界的に評価されるシェフによるお店で、地域の笑顔を増やすために店舗数を限定し、彼の見える範囲でクオリティの高い商品を提供しています。大阪農食の専門学校では、次世代のパティシエや料理人が育成されており、食を通じた社会貢献の重要性を教わっています。これらの協力があってこそ、この企画は実現し、さらに多くの家庭へ「クリスマスのおすそわけ」が届くのです。

ディライト株式会社の目指す未来

出口代表は、初めてOOCの存在を知った際の衝撃を忘れません。「現代日本で起こる社会問題」に対して、どのような支援ができるかを考え、様々な行事を彩る会社として、喜びを分かち合う活動を進めています。ディライト株式会社は、今後も地域に根ざした社会貢献を続け、より多くの人々の心に温かいひとときを提供し続けることを誓います。

このクリスマスの企画が、ひとり親家庭にとって特別な時間となることを願ってやみません。