命の授業実施
2025-11-11 10:07:52

大阪信愛学院小学校で命の大切さを学ぶ特別授業の実施

大阪信愛学院小学校、特別授業で命の尊さを体験



大阪市城東区にある大阪信愛学院小学校では、2025年11月25日(火)に小学5年生を対象にした「命の授業」を実施する。この授業は同学院の大学看護学部との連携によって行われ、児童たちは妊婦体験や赤ちゃんの心音を聴くなど、実践的な体験を通して命の尊さを学ぶ。また、このプログラムは20年以上続く「命の教育」の一環であり、児童が命の誕生と成長を「自分事」として捉えることに重点を置いている。

20年以上続く命の教育



この取り組みは、単なる知識の習得を超え、児童たちの心に深く響く体験を提供することを目的としている。大阪信愛学院大学の協力により、専門的な知識を持つ看護学部の教員が参加し、教育施設や教材を活用して、深い学びを実現している。授業では、命の重みと医療従事者の役割についても理解を深める貴重な機会が提供される。

実施プログラムの内容



「命の授業」では、以下のプログラムが予定されている:
1. おなかの赤ちゃんの心音を聞こう
妊婦のシミュレーターを使い、胎児の心音を聴取する。大学の医療教育用機器により、実際に胎児の生命の鼓動を感じることができる。

2. 妊婦体験
特殊な妊婦体験用ジャケットを装着し、妊娠中の身体的負担を実感することで、母親の大変さを理解する。

3. 新生児のお世話体験
看護学実習用の新生児モデルを使用し、赤ちゃんの正しい抱き方やおむつ交換を実践する。これにより、命の尊さや大切さを学ぶ。

4. 胎児の成長過程学習
実物大の胎児モデルを観察し、子宮内での成長過程を視覚的に理解する。このプロセスを通じて、自分が成長してきた実感を得る。

児童たちの声



昨年度参加した児童からは、妊婦体験を通じての感想が多く寄せられた。「妊婦体験をしたとき、お腹がとても大きくて重くて、落とし物を拾うのも大変でした。お母さんはこんな大変な思いをしていたんだと初めて気づきました」といった具体的な意見や、「赤ちゃんの心臓の音を聞いて想像していたより速くて驚きました」という声もあり、児童たちは親の苦労を身をもって理解した様子が伺える。

開催概要とアクセス情報



「命の授業」は、2025年11月25日(火)13:00~14:45に、大阪信愛学院大学 鶴見学舎で行われる。対象は小学5年生65名で、内容は講義と体験学習が予定されている。アクセスは、今里筋線「新森古市」駅1番出口または長堀鶴見緑地線「今福鶴見」駅3番出口から徒歩約10分。

学院の歴史と教育理念



大阪信愛学院は、1884年に創立され、認定こども園から大学までを擁する総合学院である。カトリック精神に基づいた人間教育を重視し、時代に応じた質の高い教育を提供し続けている。

「命の授業」は、児童たちにとって命に対する理解を深め、自らの存在の意味を考える良い機会となっている。今後もこのような教育活動が続けられることに期待が寄せられている。

会社情報

会社名
学校法人大阪信愛女学院
住所
電話番号

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