Chaos社のV-Ray 7 for 3ds Maxが新たに登場
株式会社アスクの正規代理店であるChaos社から、待望のV-Ray 7 for 3ds Maxがリリースされました。このソフトウェアは、アーティストやデザイナーがプロフェッショナルな3Dレンダリングを行うために開発され、多くのユーザーに支持されています。
新機能のポイント
今回のアップデートでは、特に注目すべき機能がいくつか追加されました。ひとつは、業界で話題となっている3Dガウススプラッティングによる画像出力のサポートです。この機能により、ポイントクラウドと新規モデリングした形状を高精度でレンダリングできるようになります。
さらに、新しいVFB(ビジュアルフレームバッファ)により、領域ごとにポストプロダクション作業が容易になりました。これにより、ユーザーはより高度な編集を行うことができ、制作の柔軟性が一段と向上しています。
GPUレンダリングの進化
今バージョンで特筆すべき点は、GPUを利用したレンダリング機能です。特に、待望のコースティクスレンダリングが可能になったことで、リアルな光の挙動を再現することができるようになりました。これにより、写実的な表現が可能になり、制作時間も大幅に短縮される見込みです。
Enscape 4.2のリリース
さらに、Chaos社はEnscapeの最新バージョン、Enscape 4.2も発表しました。このアップデートは2024年7月にリリースされたEnscape 4.1からのマイナーアップデートであり、強力なGPUを搭載しないPCでもCPUを利用したリアルタイムレンダリングが可能です。また、新たに設計されたアドオン「Enscape Impact」を使うことで、建物のエネルギー消費の指標を評価できるようになります。
まとめ
V-Ray 7 for 3ds Maxのリリースは、制作プロセスの加速と、よりリアルな映像表現が実現可能になる大きなステップです。業界のプロフェッショナルユーザーにとって、この新しい機能は大いに役立つことでしょう。また、Enscape 4.2の登場により、さまざまな環境での活用が期待されます。これらの新機能を活かして、さらにクリエイティブな作品を生み出してください。
お問い合わせに関しては、製品担当の白澤圭司までご連絡ください。