ローデ・シュワルツのMWC Barcelona 2026への出展
ローデ・シュワルツは、2026年3月2日から5日までバルセロナで開催されるMobile World Congress 2026に出展します。出展ブースはFira Gran Viaのホール5、小間番号5A80で、テーマは「接続の可能性を広げて、力強い技術革新を」です。ここでは、5Gから6Gに向ける最新の通信技術と製品ラインナップが発表されます。
次世代の通信技術を体験
ローデ・シュワルツは、モバイル機器やネットワーク向けの未来を見越したテストソリューションを展示します。特に注目されるのが、CMX500ワンボックス・シグナリング・テスタです。このデバイスは、現在と未来のテストニーズに応じた多様なデモが行われ、革新的なソリューションが紹介されます。5Gと6Gにおけるキャリア・アグリゲーションの実演も予定されており、最新の技術を体感できる貴重な機会です。
具体的なデモ内容
CMX500は、FR1とFR3周波数帯域を組み合わせ、一貫したエンド・ツー・エンドのデバイス動作を確認するためのキャリア・アグリゲーションデモが行われます。FR3の周波数帯域は、広範なカバレッジと大容量の両立が可能とされ、特に産業界での研究において大きな注目を集めています。このテスト環境では、次世代ネットワークのテストに向けた重要な基盤が示されることでしょう。
さらに、仮想シグナリング・テストを通じて、半導体チップ設計における早期の欠陥発見が可能になる新しい手法が紹介されます。これにより、デバイスの市場投入までの期間が大幅に短縮されることが期待されています。
AIによる効率化
ローデ・シュワルツは、テスト効率を向上させるため、AIを活用したツールセットの「AI Workplace」も導入しています。これにより、自然言語を使用してCMX500を直感的に操作し、迅速なテストの設定や確認が可能になります。特に、研究開発環境に最適化されたインターフェースは、スクリプト作成を容易にし、効率的なテスト環境を実現します。
スマートデバイスへの応用
ローデ・シュワルツの展示は、スマートグラスやウェアラブル端末といったモバイルXR技術にも対応しています。同ブースでは、RF障害とIP障害を実際に再現しながら、没入型3D通信の実現に向けたテストシステムのデモを行います。これにより、現実環境に即した高品質な通信体験が実感できるでしょう。
物体検知技術
また、6Gに関連するIntegrated Sensing and Communication(ISAC)技術に関するデモも行われ、ドローンなどの物体分類に向けた新機能が紹介されます。最大限の性能を引き出すため、距離・速度・RCSに関するエミュレーション技術が展示されます。
地上・宇宙ネットワークの統合
地上系ネットワークと衛星ネットワークの融合が進行中の今、ローデ・シュワルツはCMX500を使った新しいテスト技術を展開します。この技術は、3GPP規格にも対応し、現実的な環境でのシミュレーションを可能にします。エンジニアは、衛星コンステレーションの可視化やカバレッジの分析が行えるようになり、次世代の通信基盤を評価することができます。
AI-RANの加速に向けた取り組み
さらに、ローデ・シュワルツはAI-RANアライアンスの一員として、業界全体での共同作業を通じて、AI技術の標準化と相互運用性の向上に努めています。R&Dやコスト削減を目指し、無線信号の復元を行います。
結論
ローデ・シュワルツは、MWC 2026において業界の最前線での取り組みを通じて、5Gおよび6G通信技術の未来を切り拓くための重要な製品やソリューションを展示します。この機会にぜひ、最新の技術動向を体験してください。