INEIが手掛けたコンセプトアートの教科書が遂に登場！

INEIが教えるコンセプトアートの神髄

影響力の大きいコンセプトアートが、遂に書籍として登場します。優れた作品の背景やキャラクター、世界観を表現するための技法を伝授する本書は、2025年7月下旬に株式会社ボーンデジタルから発売される『世界観が伝わる画作りの基礎コンセプトアートの教科書』です。著者には、INEIで活躍するラルフ小林氏と富安健一郎氏の二人が名を連ねています。

既存作品の世界観を作り上げる技術

本書では、具体的なコンセプトアートの技法を幅広くカバーしています。具体的には、アニメやゲーム、映画の数々の人気シリーズ、『NIGHT HEAD 2041』『キングダム』シリーズ、『三体』や『ドラゴンクエストX』、『バイオハザードダムネーション』、『ファイナルファンタジーXI』、『メタルギアライジングリベンジェン』など、著名な作品を手掛けてきたINEIのノウハウを基にしています。

一般の読者にとっても理解しやすく、スムーズにコンセプトアートの知識を取り入れられるような工夫がされています。たとえば、シェイプの捉え方やアイデアの発想方法、パースや構図の実践的なアプローチが取り上げられています。また、フォトバッシュやキットバッシュ技術を駆使した素材利用法も詳述されており、アーティストに役立つ情報が満載です。

視覚的なストーリーを伝えるための技法

コンセプトアートは、ただの絵を描くことに留まりません。作品が持つストーリーや感情を伝えるための重要なツールです。この本では、作品の印象を決定づける色彩選択の仕方や、視線誘導のテクニックを習得することができます。読者はこれらの技法を用いて、ただのビジュアル表現から感動を引き出すアートを創造する力を得るでしょう。

著者たちの情熱

ラルフ小林氏は、INEIでコンセプトアーティストとして活動しつつ、インストラクターとしても後進を指導しています。前職の教員としての経験を活かし、ゼロからコンセプトアートを学んだ知見をまとめています。対する富安健一郎氏は、INEIの代表取締役を務め、世界中のAAAコンテンツにコンセプトアートを提供している第一人者です。彼の洗練された技術と世界観を知ることができるのは、この書籍ならではの特権です。

誰におすすめ？

この書籍は、イラストレーターや背景アーティスト、さらにはこれからコンセプトアートを学びたいと思っている人々に特におすすめです。また、INEIのアートが好きな方にも楽しんでいただける内容です。

充実した特典も

購入特典として、INEIオリジナルのブラシデータセットや、表紙アートのレイヤー構成が分かるPhotoshopデータも用意されています。さらに、8月1日までにAmazonで予約購入することで、INEI ART ACADEMY BASICの講座『コンセプトアート概論』を期間限定で無料視聴できる特典も見逃せません。