豊田市小原和紙のふるさとでの企画展
愛知県豊田市に位置する「小原和紙のふるさと」では、企画展「掌の記憶かのうともみひさし」が開催されています。本展では、アーティストユニット「かのうともみひさし」が制作した小原和紙を使ったインスタレーション作品が中心となっており、約30点が展示されています。
会期と会場
この企画展は2025年12月7日(日)まで開催されており、毎日午前9時から午後5時までオープンしています(入館は午後4時30分まで)。休館日は、祝日と11月17日(月)を除く月曜日となっています。会場は豊田市小原和紙美術館で、住所は愛知県豊田市永太郎町洞216-1です。
入館料と特典
入館料は一般が200円で、20人以上の団体の場合は150円に割引されます。中学生以下や市内在住の70歳以上の人、障がい者は入館料が無料になりますが、証明書の提示が必要です。その他の減免措置に関しては、小原和紙のふるさとホームページを参照してください。
展示内容
展示されている作品には、和紙自体に小原の土を漉き込んだものもあり、和紙の新たな可能性を探求しています。かのうともみひさしは、加納登茂美さんと加納恒さんの二人から成るアートユニットで、彼らは2000年にハノーバー万博でのワークショップをきっかけに活動を開始しました。
彼らの作品は、和紙素材の特性を活かした繊細な表現に満ちており、小原和紙の創造性を拡げる役割を果たしています。国内外で高く評価されている彼らの作品を通して、訪問者は新たなアートの形を体験することができるでしょう。
関連プログラム
企画展に関連したプログラムも企画されています。特に、遠山奈津子さんによる演舞「風の余韻、光の気配」が行われる予定です。これには2025年11月15日(土)と11月30日(日)の2回、公演が設けられています。会場は同じく豊田市小原和紙美術館で、参加は無料ですが、当日の観覧券の提示が必要です。
まとめ
豊田市小原和紙のふるさとでのこの企画展は、アートと伝統工芸という二つの視点から和紙の魅力を再発見できる貴重な場です。美術館には、独自の世界観を持つ作品が揃っており、訪れる人々に新たな感動を与えていることでしょう。小原和紙のさらなる魅力に触れに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。