脳外傷・高次脳機能障害リハビリテーション講習会が開催されます
2025年11月3日(月・祝)、京都府立総合社会福祉会館ハートピア京都にて、脳外傷や交通事故後の後遺症として知られる「高次脳機能障害」をテーマにした講習会が開催されます。この講習会は、脳外傷・高次脳機能障害リハビリテーション講習会 京都実行委員会が主催し、医療・福祉の専門家や当事者、支援者など多様な参加者が集う機会です。
参加の詳細
この講習会は、遠方の方でも参加しやすいようにオンライン配信の準備も整えています。タイトルは「自分を最大限に活かすコツ〜日々を少しでもラクに、前向きに生きていくために〜」で、幅広い方々にご参加いただける内容となっています。興味がある方は、ぜひ参加してみてください。
プログラムの内容
講習会は2部構成で行われ、第一部には特別講演が予定されています。
- - 講演テーマ: 高次脳機能障害のある人を地域で支える
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講師: 片岡 保憲 先生(NPO法人日本高次脳機能障害友の会 理事長、理学療法士)
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座長: 武澤信夫先生(御所南リハビリテーションクリニック 医師)
続いて、第二部では「自分を最大限に活かすコツ」というテーマの対談が行われます。具体的な参加者は次の通りです。
- - 対談者: 出口晋吾さん(高次脳機能障害当事者会アンサーズ)、片岡保憲先生
- - 司会: 小泉英貴先生(京都府立心身障害者福祉センター附属リハビリテーション病院 医師)、植田仁美さん(生活訓練事業所ひまわり 課長)
参加方法と費用について
定員は120名で、参加費は無料です。現地参加の場合は事前の申し込みが不要で、直接会場にお越しいただけます。一方、オンライン参加の場合は申込フォームからのお手続きが必要ですが、締め切りは10月27日となっていますので、早めの申し込みをお勧めします。
過去の開催内容
最近の開催では、2023年12月に「当事者が主体的に社会で生きていくために」と題した講演がありました。また、2024年11月には「高次脳機能障害の当事者と家族への支援」というテーマの特別講演も予定されています。
講習会の意義
本発表会は、一般社団法人日本損害保険協会の助成によって実現しています。委員会は平成20年度から設置され、京都府内での高次脳機能障害支援に関わる専門家や団体が中心となって活動しています。この機会を通じて、地域社会での理解と支援の重要性を広めていくことを目指しています。
医師であり実行委員長の武澤信夫先生は、リハビリテーション医療の質を向上させ、地域全体の理解向上に努める重要性を強調しています。参加者は医療関係者だけでなく、一般市民、当事者、そしてその家族も大歓迎です。
この理念を実現するために、当日配布する講習会のチラシには当事者がデザインした素敵なビジュアルが使われています。
問い合わせ先
詳しい情報や参加方法については、以下の連絡先までお気軽にお問い合わせください。:
オンライン参加申し込みは
こちらから可能です。
興味のある方はぜひご参加ください!