薪炭火仕上げベーコンが国際的に評価される
2023年、国際味覚審査機構で、北海道の「薪炭火仕上げベーコン」が唯一の国産品として、優秀味覚賞の二つ星を受賞しました。この受賞は、世界中の食に関する品評で高く評価された証であり、特にその味わいはシェフやソムリエからも太鼓判を押されています。
受賞の背景となる製法
このベーコンは、1920年代にドイツから伝わったレシピをもとに、先代の野崎健美が独自の氷温熟成法を発見したことで生まれました。通常の熟成期間の4倍以上となる4週間にわたって、低温でじっくりと熟成され、肉の旨味を最大限に引き出しています。さらに、2年間かけて乾燥させたオークの薪と炭を使用した直火燻煙製法により、その風味は一層深まります。これは、現代の合理化された製法とは一線を画す手間ひまかけた製法で、受賞審査でもその独自性が高く評価されました。
エーデルワイスファームの歴史
エーデルワイスファームは、1930年代にノザキのコンビーフの創業者、野崎健之助が北海道に移住し、カントリーライフの食文化を根付かせるために始めたものです。様々な乳製品や肉製品を製造し続けており、1985年に一流シェフの要請で製品化が進みました。長年の歴史を持つこの工房は、1990年代には百貨店での取扱いもスタートし、2000年代以降も新たな評価を得ています。
国際味覚審査機構の評価方法
国際味覚審査機構(International Taste Institute)は、ベルギーのブリュッセルに本部を持ち、食品の香りや風味を専門家が評価する機関です。評価は、約200名の一流シェフとソムリエの厳しい目によって行われ、盲検試食での徹底した審査が行われます。各品に対しては、香り、味、食感、後味など、複数の基準に基づいて点数がつけられ、総合評価が70点以上の優れた食品には「優秀味覚賞」が贈られます。
受賞商品の詳細と販売情報
「薪炭火仕上げベーコン」は、数々の評価を受け、人気の理由はその職人技による品質の高さです。阪急百貨店や髙島屋のバイヤーも絶賛し、特に北海道物産展では常に売り切れの事態が続出しています。今後、さらなる品質向上を目指し、三つ星の受賞を目指すこの製品に対して、多くの方々にその魅力を知っていただきたいとの思いを込め、ぜひともご賞味いただきたく思います。
商品情報
- - 商品名: 薪炭火仕上げベーコン
- - 発売年: 1985年
- - パッケージ: ブロック(650g、280g)、スライス(90g)
- - 価格: 650g ¥3,780、280g ¥1,890、90g ¥690
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このように、高い技術と豊かな歴史を背景に持つ薪炭火仕上げベーコンは、食の楽しみを提供するだけでなく、地域の食文化の象徴でもあります。是非、新たな美味しさを体験してみてください。