新たなスポーツ体験「サイバークライミング」の魅力
最近、拡張現実(AR)とクライミングが融合した新たなスポーツ「サイバークライミング」が登場しました。この新スポーツの魅力は、ゲーム感覚でクライミングが楽しめる点にあります。これまでのクライミングの枠を超え、様々な年齢層や性別、国籍の人々が参加できる環境が整っています。
「Augmented Climbing Wall™」とは?
「Augmented Climbing Wall™」(ACW)は、特別なコンピュータビジョンとプロジェクターを使用し、クライミングウォールにインタラクティブなグラフィックを映し出すシステムです。まるでビデオゲームに入ったかのような体験が可能です。これにより、クライマーはスポーツだけでなく、エンターテインメントとしても楽しめる新しい形式のクライミングを体験できます。
このACWはフィンランドのアールト大学のゲーム研究室で開発されました。現在はValo Motion社によってその販売が行われており、世界28カ国に進出しています。どの国でも、この新しいスポーツは多くの支持を集めており、特に最近の動画再生サイトでの再生回数が26万回を超えるなど、国内でも注目の存在となっています。
メディアでの注目
国内では、東京オリンピックで正式に採用されたクライミングの人気がますます高まっている中、ARテクノロジーとの融合によって、さらに話題を集めています。例えば、最近放送された朝の情報番組では、著名人が「コウモリ叩き」というゲームに挑戦する様子が紹介され、ネットでも話題になりました。
経験できる多様なプログラム
ACWでは、実に多彩な5つのレクリエーションプログラムが用意されており、各プログラムは既存のゲームとクライミングを組み合わせています。特に「Climball」や「Whack-A-Bat」(コウモリ叩き)は、参加者が楽しみながら競い合える要素が満載です。また、オリジナルプログラムの開発も可能で、個々のニーズに合わせた特別な体験を提供します。
PLAY+.の紹介
国内でのサイバークライミングのレンタルは、PLAY+.(プレイタス)によって運営されています。近年注目を集めている「ファンスポーツ」のプラットフォームを提供しており、スケジュールに合わせたレンタルも可能です。バブルサッカーやアーチェリーハントなど、様々なアクティビティが体験できる環境を整えています。
レンタルプラン
同社では、3時間の貸切プラン(700,000円〜)や全国出張プラン(700,000円〜)を提供しており、クライミングウォールや映像プログラム、投影機材などがセットになったプランがあります。実際に利用してみると、その楽しさとともにクライミング技術の向上が期待できるでしょう。
第一次東京開催
さらに、サイバークライミングのイベントが東京で初めて開催される予定です。詳しい情報は以下のとおりです:
- - イベント名:LOVERS研究所 presents 2017 世界エイズデーレッドリボン・ペアサイバークライミング
- - 開催日時:2017年12月15日(金)15:00~21:00 / 16日(土)14:00~21:00(予定)
- - 開催場所:渋谷MODI店頭プラザ
- - イベント内容:HIV・AIDSの予防啓発を目的としたサンプリングや冊子配布
今後の特別な体験を是非お楽しみください。サイバークライミングがもたらす新しいトレンドが、これからのスポーツシーンをより一層彩ることでしょう。