飛騨市の新しい観光スタイル
岐阜県飛騨市が5月1日からスタートさせる「飛騨ぐるっとスタンプラリー」は、観光客が渋滞を避けつつ、地域の魅力を存分に楽しむ新たな観光スタイルを提案します。この企画は、飛騨市観光協会(市長:都竹淳也)によって実施され、ゴールデンウィークの混雑を緩和し、観光客の分散化を図ることを目的としています。
新しい旅の形「まわり旅」
「まわり旅」という新たなコンセプトに基づき、観光ルートは「北ルート」と「南ルート」に分かれています。北ルートでは飛騨古川や神岡エリアの活気ある魅力、南ルートでは大自然に囲まれた癒やしの空間が体験できます。これにより、ただ通過するのではなく、訪れる価値のある地域を再発見してもらう狙いがあります。
賑わいの北ルート
北ルートでは、飛騨古川の町並みや神岡エリアのアクティビティ、さらに奥飛騨温泉郷でのリフレッシュが楽しめます。賑わいの中で過ごすことで、旅行の思い出をより鮮やかに彩ります。特筆すべきは「レールマウンテンバイク ガッタンゴー」での体験。廃線を利用したこのアクティビティは、一生の思い出となるでしょう。
癒しの南ルート
一方、南ルートでは御嶽山麓の開田高原や高根地域の自然、豊かな食文化、そして時間がゆっくり流れる感覚を味わうことができます。このルートでは「絶景を求める旅」が堪能でき、まさに癒しのひと時を演出します。
スタンプラリー参加方法
参加者は、各道の駅や観光施設で無料配布される台紙を手に入れ、自分の好みに合わせてルートを選択してスタンプを集めることができます。3カ所以上のスタンプを集めると、それに応じた特典もゲットできます。特に注目すべきは、全ての道の駅を制覇した場合に抽選で飛騨牛が当たる「パーフェクト賞」。これは特産品を手に入れる絶好のチャンスです。
参加特典も充実
また、最初にスタンプを押した施設で使える割引特典もあり、訪問者にとってお得な要素が満載です。例として、飛騨古川まつり会館での入館料が30%OFF、さらに新穂高ロープウェイが曜日に応じた割引を提供するなど、各施設が観光客を盛り立てます。
共同開催の意義
この企画は、飛騨市観光協会と飛騨・高山観光コンベンション協会の共同開催によるもので、長野県木曽エリアや交通事業者と連携して進められています。「どちらも楽しみたい」という声が高まる中、賑わいと癒やしの両方を提供するこの取り組みは、全国的にも興味深い試みと言えます。
地元の魅力を再発見
飛騨市は、自然環境の豊かさだけではなく、ユネスコ無形文化遺産に登録されている文化や、アニメ映画『君の名は。』の舞台にもなった魅力ある地域です。浮かび上がるのは、この地の「寄り道」が新たな価値を生むということです。
企画への参加を通じて、ただの観光ではなく「記憶に残る時間」の提供を目指す飛騨市の取り組み。ぜひ、「賑わいの北」か「癒しの南」を自分の手で選び、新しい旅のスタイルを体験してみてはいかがでしょうか?