日本の心をフランスの地に「HAKO」展が開催される意義
2025年4月3日から4月27日まで、フランス・パリのOGATAで「HAKO」展が行われます。この展覧会は、伝統的な日本の文化と現代のライフスタイルが融合した、新しい形の「祈り」を提案するものです。その背後には、アルテマイスター株式会社保志の理念があります。保志社長は「豊かな心を創る」をモットーに、祈りや供養といった心の領域に寄り添う製品を提供してきました。
創業から122年が経過した今、アルテマイスターは次の100年に向けた革新的なアプローチを模索しています。特に、現代の人々の価値観やライフスタイルの変化に着目し、古くから受け継がれた「厨子」の現代的な使い方を提案しています。このような努力の一環として、東京・銀座には『厨子屋 銀座本店』が新たにオープンする運びとなりました。
展覧会の目的と内容
「HAKO」展は、日本の「箱」をテーマにしており、日常生活で使用する様々な箱を取り上げることで、精神性の追求と創造的な道具の新たな使い方を提案します。初回となる今回の展示では、伝統的な工芸品の美しさに加え、木製の入れ物を通じて人々の思考や感情を促すことを目指しています。また、箱は物を収納するだけでなく、大切なものを額装したり、保護したり、時には隠すためにも利用されています。
現在のライフスタイルでは、物理的なものが精神的な豊かさを提供する時代が来ました。それを受け、展覧会では、木製の入れ物のオリジナルコレクションがパリに初めて紹介されます。これらの容器は、瞑想的な態度を促す場所として、また生活空間の中心的な存在として位置づけられます。
日本のアートと文化の発信
さらに、現代日本を代表するアーティストたちによる、仏教の図像を取り入れつつも伝統から解放されたユニークな置物も展示されます。このようなアート作品は、自然や他者との共生といった新たな静寂の形を具現化しています。さらに、緒方慎一郎氏とのコラボレーションにより、日本の心願や祈りの新たな形が表現されています。
展示情報
「HAKO」展は、OGATA Parisにて2025年4月3日から4月27日まで開催され、入場は無料です。ご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。観覧時間は午前11時から午後8時まで。
- - 展示タイトル: HAKO Exhibition
- - 会期: 2025年4月3日(木)~2025年4月27日(日)
- - 会場: OGATA Paris S.A.S 16, rue Debelleyme 75003 Paris, FRANCE
詳しい情報は
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