レック・テクノロジー・コンサルティングが新たなクラウド移行サービスを発表
ITインフラ構築コンサルティングを手掛けるレック・テクノロジー・コンサルティング株式会社(以下、Re:Q)は、米国カリフォルニア州に本社を置くRiverMeadow Software, Inc.(以下、RiverMeadow)と提携。2026年7月15日より、国内におけるAI主導型クラウド自動移行サービスの提供を開始しました。この新サービスは、企業のクラウド移行をサポートし、効率的なインフラ運用を実現することを目的としています。
新サービス「RiverMeadow クラウド移行サービス」
この移行サービスは、単にデータやシステムを移動するだけにとどまらず、プロセスを通じてAIを活用した分析を行います。これにより、OSの自動アップグレードやリソースの適正化を自動的に実施する「Lift & Optimize」というアプローチに基づいて開発されています。これにより、移行後のシステムを最適な状態で稼働させることが可能になります。
移行と同時にシステムの最適化を実現
当サービスは、移行に際してワークロードを変換し、旧型のWindows ServerやLinux OSのアップグレード、およびCPUやメモリ設定の最適化を行います。このため、移行初日から最適化された状態でシステムを運用でき、企業にとって大きな利点となります。
マルチクラウド環境間の移行に柔軟に対応
Re:Qの新サービスは、オンプレミス仮想基盤やさまざまなパブリッククラウド間での相互移行を可能にします。初めはAWSとHPE VM Essentialsへの移行からスタートし、その後OpenShift Virtualization、Google Cloud、Microsoft Azure、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)へと対応領域を広げる計画です。
コスト・時間の大幅削減を実現
AI主導の移行計画(AWS Transform)に連携することで、現行環境の依存関係や構成推奨策をAIによって把握し、そのデータをRiverMeadowの自動化エンジンに引き渡すことで、従来の手作業による移行と比較して、移行コストは約1/3、時間は約1/10に削減可能です。これにより、企業はより効率的かつ迅速にクラウドへ移行できるようになります。
背景と課題
昨今のビジネス環境において、クラウドサービスの導入が普及していますが、特にマルチクラウド環境でのシステム移行には課題が山積しています。オンプレミスや複数のクラウドが混在することで、技術的な互換性や手作業による工数が大きな壁として立ちはだかっています。また、従来の「Lift & Shift」方式での移行では、古いOSやリソーススペックがそのまま移行されることが多く、移行後には再度改修やコスト最適化が求められることが課題です。
今後の展望と販売目標
Re:Qは、ライセンス販売を超え、Proof of Concept(PoC)設計や移行計画、実行、運用までを含むプロフェッショナルサービスを一貫して提供します。また、SIerとの連携を深めつつ、初年度には約3000の仮想マシンに対してプロフェッショナルサービスを提供する目標を掲げています。
各社のコメント
・RiverMeadowのAPACシニアバイスプレジデントであるジーン・タン氏は、「Re:Qは日本市場での成長に向けて理想的なパートナー」とし、両社の強みを生かした連携が重要であると強調しました。
・RiverMeadow Japanのカントリーマネージャー、川崎真氏も、「IT人材不足が課題となる日本市場で、Re:Qとの協力がSIerの負担軽減に寄与する」と期待を寄せました。
会社概要
レック・テクノロジー・コンサルティング株式会社
所在地: 東京都港区
事業内容: ITインフラ基盤構築に関するコンサルティングとプロフェッショナルサービス
公式サイト
RiverMeadow Software, Inc.
所在地: 米国カリフォルニア州
事業内容: サーバ移行や自動最適化ソフトウェアの開発
公式サイト