親睦会が成功!
2025-01-17 16:22:46

特別養護老人ホームの親睦会が離職率低下に寄与した取り組み

特別養護老人ホームの親睦会が離職率低下に寄与した取り組み



神奈川県横浜市に位置する特別養護老人ホーム「横濱かなざわ翔裕園」は、社会福祉法人元気村グループが運営する高齢者福祉の拠点です。2021年の開設以来、その離職率の高さが課題となっていました。特に、退職の理由が「人間関係」に起因することが多いことが明らかになり、この問題解決に向けて親睦会活動をスタートしました。

親睦会活動のスタート



コロナ禍で職員同士の交流が制限されている中、職場環境を良好にするために、2023年に親睦委員会が結成され、職員に対してアンケート調査が実施されました。この調査を基に、月1回の交流の場を設け、懇親を深めることに重点を置きました。活動の内容は柔軟に改善し、職員満足度調査の結果も反映させることで、より多くの職員が参加できる環境を整えました。

効果的な交流会



中でも特に好評だったのがボウリング大会です。参加者からは「普段話さない職員とも交流できた」「名前を覚えるきっかけになった」との感想が寄せられました。ある職員は「辞めようかと考えていたが、今は頑張ろうと思える」というポジティブな変化も見られ、仕掛けがモチベーション向上に寄与していることが伺えます。

アクティビティは自由参加でしたが、全員を対象としたお弁当やアイスクリームなどの提供も行い、業務の合間でも参加できる工夫がされました。特に昼間のバーベキューイベントは、家庭を持つ職員から高い評価を得ました。親睦会により意見交換も増加し、職員同士のコミュニケーションが活発化。具体的には、4人程度しか知らなかった職員が10人以上と会話できるようになったという調査結果もありました。

改善と反省



活動の参加を広げるため、声掛けやポスター掲示など工夫を重ねました。また、特定の時間帯に参加者が集中しないようシフト調整も行いました。反省会では「同じ人ばかり参加している」といった課題が提起され、多様なコンテンツの企画やアンケートによるニーズ把握を進めることになりました。

例えば、ミスタードーナツやせんべいの食べ放題イベントを複数日間に渡って実施することで、気軽に参加できる環境が整いました。このように、孤食の状況も改善され、職員満足度調査においても人間関係が改善されつつあることが数字からも保証されています。

今後の展望



親睦会活動を通じて、徐々に職場環境はポジティブに変化しています。離職率低下を目指す取り組みはまだ始まったばかりですが、今後もこの活動を継続し、より働きやすい環境作りを目指します。親睦会は参加者同士の信頼感の育成や他施設の職員との交流を促進する場としても進化しています。

職員の声を反映した活動を行い、施設全体の雰囲気をさらに良くしていくことに努めてまいります。スタッフ一同、より良い職場環境へと一歩ずつ前進したいと考えています。

施設概要



「横濱かなざわ翔裕園」では、現在職員を募集しています。詳しくは以下のページをご覧ください。

ご応募をお待ちしています!

元気村グループの理念


社会福祉法人元気村グループは1993年に設立され、「共に生きる」という理念のもと様々な社会福祉法人を展開しています。利用者一人一人の「生きがい」を大切にし、感動的な介護を実現することを目指しています。



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会社情報

会社名
社会福祉法人元気村グループ
住所
埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-11-9ニッセイ大宮桜木町ビル8階
電話番号
048-631-0070

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