クロスキャットとAGSが合同育児両立セミナーを開催
2023年、株式会社クロスキャット(東京都港区、山根光則社長)とAGS株式会社(埼玉県さいたま市、中野真治社長)は、企業の育児支援の重要性を認識し、合同で「2社合同育児両立セミナー」を開催しました。これは、育児と仕事の両立に向けた新しい視点を提供することを目的にした取り組みです。
セミナーの目的と背景
クロスキャットは、社員のエンゲージメント向上を企業価値の要と位置づけ、2023年から女性活躍推進プロジェクトを展開しています。AGSも育休復帰支援に積極的であり、両社の協力によってこのセミナーが実現しました。 参加者は、育児支援制度や働き方に関する意見を交換し、今後の制度改善のヒントを得る機会となりました。
セミナーの内容
講師として、ダイバーシティ推進に強みを持つ株式会社Woomaxの代表、青柳未央氏を招き、三部構成で進められました。午前と午後には育児と仕事の両立に特化したワークショップが行われ、夕方には両社の女性活躍推進プロジェクトメンバーによる情報交換会が行われました。この情報交換会では、「柔軟な働き方」や「管理職の負荷」について活発な意見が交換され、他社の取り組みへの関心の高さも伺えました。
参加者からは様々な感想が寄せられ、「普段の業務とは異なる視点で多くの学びがあった」との意見から、他の企業における育児施策の参考にしたいという前向きな声が多く聞かれました。
今後の取り組み
クロスキャットは、今後さらに企業価値を高めるため、育児支援制度を一層充実させ、社員一人ひとりが活躍できる環境を整えていく方針です。また、「女性活躍推進プロジェクト」では、社員のワークショップやキャリア相談窓口の設置についても進めています。特に、育休中の不安や悩みを解消し、復職しやすい環境の構築に注力しています。
組織文化の醸成
社員支援のための制度も整備され、テレワークやフレックスタイム制度、育児・介護休暇、残業時間の抑制など、様々な取り組みが進められています。これにより、社員が心身ともに充実した状態で働ける職場づくりが目指されています。特に、働き方の柔軟性に関するニーズに応えるために、多様な視点からの経験を活かしていく予定です。
サステナビリティの視点
また、クロスキャットはサステナビリティにも力を入れています。2023年6月には、社会課題解決型ビジネスを目指す基本方針を制定し、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献を重視した取り組みを推進しています。これにより、育児と仕事の両立支援の取り組みもSDGs「5.ジェンダー平等を実現しよう」に寄与するものとして位置づけられています。
総括
合同育児両立セミナーを通じて、クロスキャットとAGSはこれからも育児支援制度や職場環境の改善に向けた新たなチャレンジを続けていくことでしょう。参加者の前向きな意見を受け、本セミナーで得た知見が、今後の制度充実につながることを期待しています。