プラントベースの進化
2021-04-01 11:00:12

日本に広がるフレキシタリアンの波!プラントベース食生活の進化と未来

日本に広がるフレキシタリアンの波!



近年、日本でのプラントベース食のトレンドが加速しており、なんと国民の3分の1、つまり34%が「フレキシタリアン」を選択していることが、2021年実施の「日本ベジタリアン習慣調査」で明らかになりました。これは、動物性食品の摂取頻度を減らすライフスタイルであり、週に1度の「休肉日」を設ける人々が増加しています。日本では、このスタイルを「ゆるベジ」とも呼ぶことがあります。

この調査はグリーンマンデーが行ったもので、パンデミックを契機に持続可能性や健康への意識が高まったことが、このフレキシタリアンの増加に繋がったとされています。実際、2019年の調査と比較すると、このフレキシタリアンの人口は約2倍に跳ね上がりました。さらに興味深いのは、調査に答えた人の約48%が「グリーンマンデー」という活動について知っており、70%が将来的に「休肉日」を持ちたいと考えていることがわかります。

グリーンマンデーの理念



グリーンマンデーは2012年に香港で創立され、アジアを中心にプラントベースムーブメントを推進する役割を担っています。デイビットヤン氏が創始者であるこのグループは、フレキシタリアン食を広めるためのさまざまなイニシアチブを展開し、さらに持続可能な未来に向けた取り組みを続けています。

彼は「日本の食生活におけるパラダイムシフトの出発点として注目される調査結果が示すように、今後も植物性食品への移行は様々な分野に広がるだろう」と考えています。彼の目標は、植物性代替食品に対する需要を満たすイノベーションを生み出し続けることです。

オムニフーズが取り組む未来の食



グリーンマンデーの一つのブランド、オムニフーズも重要な役割を果たしています。カナダのフードサイエンスチームが提供する研究開発によって、栄養価が高く、植物由来でありながらも肉の食感を再現する「オムニミート」が話題です。これにより、肉を好む人々でも満足できる代替肉を提供しています。

また、デイビット氏は啓蒙活動を通じて「植物性代替肉はベジタリアンやヴィーガン専用ではなく、もっと幅広い層に受け入れられる選択肢であるべき」と訴えています。彼はより多くの人が植物性食品を享受し、健康や環境にプラスの影響を与える食の選択肢を識別できるようになることを目指しています。

未来の展望



世界中で健康、持続可能性、動物の権利に対する意識が向上しているとともに、フレキシタリアンの選択肢は急速に広まっています。今後も革新的な植物性食品が続々と登場することで、ますます多くの人々がフレキシタリアンに目覚めていくことが予想されます。

グリーンマンデーについて



グリーンマンデーグループは「Make Change Happen, Make Green Common」で確固たるビジョンを展開し、アジアのプラントベース食品運動の先駆者です。このグループは、食品の生産や流通、投資支援、持続可能な生活の推進など多岐にわたる活動を行っており、フォーチュン誌の「世界を変える企業」リストにも名を連ねています。

詳しくはグリーンマンデーの公式サイト(greenmonday.org/en/jp)をご覧ください。

会社情報

会社名
GREEN MONDAY FOUNDATION LIMITED
住所
28/F, One Kowloon, 1 Wang Yuen Street, Kowloon Bay, Kowloon, Hong Kong
電話番号
03-5811-1947

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