セキュリティ教育の新星
2025-09-16 11:21:27

国産の従業員向けセキュリティ教育クラウド「セキュリオ」が最初の出資先に選定

バルテス・ホールディングスが選んだセキュリティ教育の新星



バルテス・ホールディングス株式会社(以下、バルテス)は、最近発足した日本サイバーセキュリティファンド(NCSF)の初出資先として、LRM株式会社が提供する国産の従業員向けセキュリティ教育クラウドサービス「セキュリオ」を選定しました。この決定は、企業における情報セキュリティの強化を目指す重要な一歩となります。

日本サイバーセキュリティファンドとは



NCSFは、日本における情報セキュリティ業界の発展を促進するために設立されたファンドです。このファンドに参加しているバルテス・ホールディングスは、大阪と東京に本社を持ち、品質向上を支援するリーディングカンパニーとして知られています。

LRM株式会社の「セキュリオ」



LRMが提供する「セキュリオ」は、従業員のセキュリティリテラシーを向上させるためのクラウドサービスです。このサービスは、標的型攻撃メール訓練、eラーニング、セキュリティ意識向上のための機能を提供し、月額18,000円から利用可能です。すでに2,200社以上の企業に導入され、大手企業やスタートアップがその機能を活用しています。

具体的には、サイバー攻撃を想定したメール訓練や、多彩な教材を用いたeラーニング、定期的なセキュリティテストなどを通じて、従業員の意識を高めています。これにより、サイバー攻撃の危険性を低減し、企業全体のセキュリティレベルを向上させる役割を果たしています。

従業員向けセキュリティ教育の需要



企業におけるサイバー攻撃の多くは人為的なミスによるものであり、情報セキュリティの専門家が不足している中で、従業員向け教育の重要性は増しています。IPAが毎年発表する情報セキュリティの脅威に関する報告でも、人的要因は常に上位にランクイン。このため、企業はコストを抑えつつも効果的な教育手法として、「セキュリオ」のようなクラウドサービスを導入する動きが加速しています。

セキュリティ業界の未来



LRM株式会社のCEO、幸松哲也氏は、「セキュリオ」を通じて情報セキュリティ教育の革新を追求するとともに、日本の情報セキュリティ業界全体の成長に貢献することを強調しています。同社は、今回のファンドによる出資により、自社の成長だけでなく、他のセキュリティ企業との連携を強化し、業界全体の底上げを目指しています。

まとめ



バルテス・ホールディングスが日本サイバーセキュリティファンドの初の出資先としてLRMを選定したことは、今後の情報セキュリティ教育の進展に大きな影響を与える可能性があります。「セキュリオ」により従業員のセキュリティ意識を高めることで、企業全体の防衛力を向上させていくことが期待されます。こうした取り組みは、デジタル時代を生き抜くうえで欠かせない要素となりつつあります。


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会社情報

会社名
バルテス・ホールディングス株式会社
住所
大阪市西区阿波座1-3-15関電不動産西本町ビル8F
電話番号
06-6534-6570

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