製本の切れ端がアートに
2024-06-28 13:06:51

製本工程の切れ端がアートに!DNPとリフレクトアートがアップサイクル商品を発売

製本の切れ端がアートに!DNPとリフレクトアートがアップサイクル商品を発売



大日本印刷株式会社(DNP)と、企業のマーケティング施策を支援する株式会社DNPコミュニケーションデザイン(DCD)は、アート作品のプロデュース等を行うリフレクトアート株式会社と共同で、書籍製造(製本)時に裁断する紙の周辺部分=“切れ端”を使ったアップサイクルアート商品「ほんの切れ端」を2024年7月1日(月)に発売しました。

「ほんの切れ端」は、DNPの久喜工場(埼玉県)で発生する“切れ端”を活用し、リフレクトアートのアーティストが一つひとつ手書きで彩色した一点もののアート商品です。書籍製造プロセスで発生する無地の“切れ端”は、製本用の糊で束ねた形状となっているため、メモ帳やノートとして自由に書き込むことができます。

DNPグループは、製本の際に裁断する周辺部分の紙(切れ端)も大事な資源として生かしており、ほぼ全量を古紙としてリサイクルしてきました。しかし、今回の取り組みでは、その“切れ端”に新たな価値を見出し、アート作品として生まれ変わらせることで、資源循環の大切さを生活者に伝えています。

アートを通して資源循環を身近に



「ほんの切れ端」は、生活者が日頃意識することのない書籍が出来る過程で生まれる“切れ端”に価値を見出し、アートの力で新しく生まれ変わらせて、多くの人に自由に使っていただくことを目的としています。モノづくりの過程に触れる楽しさとともに、自分の生活にリサイクル商品を取り入れる体験を通じて、資源循環の大切さを生活者に伝えます。

また、収益の一部を参加アーティストに還元し、若手を中心としたアーティストの支援につなげます。

販売開始と今後の展開



「ほんの切れ端」は、リフレクトアートのアンテナショップ「ものとアート」の成田空港第2ターミナル店とグランスタ東京店(JR東京駅構内)で販売を開始し、その後、横浜赤レンガ倉庫店でも順次販売していく予定です。

DNPとDCDは、今後も書籍製造過程で発生する“切れ端”等のさらなる活用方法を検討し、提供する商品のラインアップを拡充していく予定です。また、再生可能資源である紙の有効活用など、循環型社会の実現に取り組む企業・自治体等と連携して、アップサイクル商品の開発や各種キャンペーン、ブランド価値の向上なども支援していきます。

環境問題への意識向上に貢献



「ほんの切れ端」は、単なるアップサイクル商品ではなく、資源循環の大切さや環境問題への意識向上に貢献する取り組みと言えるでしょう。アートを通して、資源の有効活用や循環型社会の実現について考えるきっかけになるかもしれません。


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