江成常夫写真展
2025-06-17 09:20:18

戦後80年を振り返る江成常夫の写真展を相模原で開催

戦後80年を迎える江成常夫の写真展



相模原市民ギャラリーでは、戦後80年にあたる令和7年に相模原市出身の著名な写真家、江成常夫氏の写真展「沈黙の伝言」を開催します。本展では、江成氏が撮り続けた戦後の日本の歴史や、人々の苦悩の姿を映し出した作品が展示されます。

展示内容と背景


江成常夫氏は、1945年以降の日本で繰り広げられた数々の出来事を、写真というメディアを通して表現してきました。特に彼の作品は、戦争の悲劇を「もの言わぬ語り部」として伝えています。今回の展示では、沖縄戦や被爆者のポートレートを通じて、戦争の傷跡を顕在化させることに焦点を当てています。彼が写真を通じて伝えたかったメッセージは、現在の世界情勢にも通じるものがあるでしょう。

開催概要


  • - 展覧会名: 令和7年度相模原市民ギャラリー自主企画展「戦後80年江成常夫写真展沈黙の伝言」
  • - 会期: 2025年8月2日(土)~8月24日(日)
  • - 時間: 10:00~18:00(水曜休館)
  • - 会場: 相模原市民ギャラリー(神奈川県相模原市中央区相模原1-1-3 セレオ相模原4階)
  • - 観覧料: 無料
  • - 主催: 相模原市(相模原市民ギャラリー)
  • - 協力: フォトシティさがみはら実行委員会、フォトシティさがみはらサポーターズクラブ、セレオ相模原

江成常夫の略歴


江成常夫氏は1936年に相模原市で生まれ、現在もそこで活動を続けています。彼は毎日新聞社に入社し、1974年からはフリーの写真家として活動を開始。以来、戦争の時代に翻弄された人々の声を代弁し続けています。その作品は国内外で高く評価され、数々の賞も受賞しています。例えば、木村伊兵衛賞や土門拳賞といった名誉ある賞に輝いています。また、近年ではテキサス大学付属の歴史博物館にも作品が収蔵されています。

展示作品の例


今回の展示には、沖縄のガマ(洞窟)や各地の戦争遺品に関する作品が含まれます。例えば、「GAMA CAVE 霊魂がやどる聖地」シリーズや、ナガサキ、ヒロシマの被爆者のポートレートなどが展示される予定です。これらの作品は、過去の出来事が今にどう影響を及ぼしているかを浮き彫りにしています。

連動イベント


江成氏によるギャラリートークや、フォトシティさがみはら25周年を記念する対談も行われます。トークイベントは8月9日に予定されており、江成氏自身が作品について語ります。対談イベントは8月24日に行われ、江成氏と東京藝術大学名誉教授の伊藤俊治氏が「昭和100年の鎮魂」をテーマに話し合います。どちらのイベントも事前申込は不要ですので、ぜひ直接足を運んでみてください。

まとめ


相模原市民ギャラリーで開催される江成常夫氏の写真展は、戦後の歴史を振り返る貴重な機会です。子どもから大人まで、さまざまな世代の皆さんに戦争の記憶とその影響について考えていただく良い機会となるでしょう。ぜひお越しください。


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会社情報

会社名
相模原市役所
住所
神奈川県相模原市中央区中央2-11-15
電話番号
042-754-1111

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