食材から生まれる新たな美容スタイル
2026年1月14日から16日まで、東京ビッグサイトで開催される「COSME Week 東京」では、化粧品専門の展示会が行われます。このイベントは、日本最大級の規模を誇り、美容業界のトレンドを集めた重要な場所として、多くの注目を集めています。
近年、サステナビリティがクローズアップされる中で、環境問題への意識の高まりとともに、私たちの美の追求にも新しい方向性が現れています。その一つが、日常的に食卓に並ぶ食材を美容成分として利用することです。たとえば、「なめこ」や「トリュフ」といった一見無関係な素材から抽出された成分が、新しい美容トレンドとして注目されています。
食材を基にした化粧品原料の可能性
本展示会の特徴は、普段目にする食材をアップサイクルし、高付加価値な美容成分へと進化させることです。「フードテック」と「ビューティーテック」が交差する場所であり、新たな美容のあり方を求める消費者に向けた驚きの製品が登場します。
1. 国産なめこから得られる保湿成分
国産の無農薬なめこの成分は、高い保水力が特長で、ヒアルロン酸の約6倍の効果を持っています。この成分は、外的ストレスから肌を守り、シワ対策にも期待されています。美しい肌を手に入れたい女性たちにとって、嬉しいニュースと言えるでしょう。
2. 黒トリュフによる老化防止効果
高級食材として知られる黒トリュフは、ポリフェノールが豊富に含まれ、老化防止に効果的です。熟成期間中に多様な化合物を生成するため、昔から伝統医薬に用いられてきました。そのため、化粧品業界でも注目の的となっています。
3. アスパラガスのアップサイクル
佐賀県産のアスパラガスの未利用部分を活用し、独自の乳酸菌発酵技術で製造された成分も紹介されます。肌のバリア機能をサポートし、ストレスや加齢に負けない肌作りに貢献します。
4. 世界初のカシューナッツ果実
カシューナッツの果実を利用したスキンケア成分も登場します。ビタミンCやポリフェノールが豊富に含まれたこの原料は、肌のハリをサポートしSDGsにも貢献しています。環境に配慮した成分の選択は、現代の消費者にとって重要な要素です。
5. 納豆菌のパワーを活かした健康食品
納豆菌から抽出されたナットウキナーゼは、血栓予防に効果的です。脳梗塞や心筋梗塞のリスクを軽減することが期待されており、健康を気にする方々にとって大きな魅力となります。
見どころと参加の手引き
COSME Week 東京では、各ブースで新しい美容成分が紹介され、広がる可能性を体感することができます。会期中は、美容業界の最新トレンドを知る貴重な機会です。事前の取材申し込みも可能で、業界の最新情報にアクセスしたい方にとって最適なイベントです。
【展示会概要】
- - 会期: 2026年1月14日[水]~16日[金]
- - 会場: 東京ビッグサイト
- - 主催: RX Japan株式会社
公式HPや来場登録については、こちらからどうぞ:
COSME Week 東京公式HP
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