2025年音の風景を描く絵画コンテストの受賞作品発表！

レコチョクが主催する「音の風景を描く」絵画コンテストの結果発表

2025年2月3日から3月21日まで、東京都渋谷区に在住・在学の小中学生を対象に「音の風景を描く」絵画コンテストが開催されました。この試みは、音楽配信サービスを提供するレコチョクにとって初の企画となります。応募作品数は想定を上回り、審査の結果、選ばれた受賞作品が24日に公開されました。

受賞作品の概要

受賞作品には「大賞」「準大賞」「優秀賞」、さらに社員投票によって選ばれる「レコチョク賞」が含まれ、全21作品が選出されました。特に、今回は教育機関で学ぶ小中学生の創造性や感受性を生かした作品が多く見受けられました。

このコンテストは、渋谷に本社を置くレコチョクが、音楽の街である渋谷を背景にした創作活動を促進しようとしたものです。「音の風景」というテーマを通じて、参加者は個々の解釈や表現を大切にし、その成果は公式ウェブサイトで公開されています。

特に目を引く大賞受賞作

小学生の部大賞に選ばれたのは、渋谷区立神南小学校4年の下田晴さんの『音もたようせい！』です。この作品では、原宿駅の賑わいや、待ち時間に感じた人々の多様性が描かれており、彼女の言葉を借りれば「音の多様性」がテーマになっています。

さらに、中学生の部大賞は、渋谷区立広尾中学校3年の立野葵さんの『ゴミが奏でる音楽』が受賞しました。この作品は、海に投げ出されたゴミたちが雨で音楽を作り出す様子を描いたものです。どちらの作品も、独自の視点で音の風景を表現している点が高く評価されました。

審査委員長の評

審査委員長を務めたレコチョク社長の板橋徹氏は、応募された全ての作品から多様な音が響き、子どもたちの感性から大いなるエネルギーを受け取ったと語り、特に「音」が感じられる作品を選んだと述べました。選ばれなかった作品も多くの創造性あふれる素晴らしいものであり、応募者全員に感謝の意を表しています。

受賞作品の公開

受賞作品は公式サイトでの紹介に加え、今年1月に移転したレコチョクの新オフィスのエントランスでもデジタルサイネージを通じて展示される予定です。このように、各作品は広く紹介されることになり、さらに多くの人々にその魅力が伝えられることでしょう。

音楽文化の発展を目指すレコチョクは、今後も様々な形で次世代のアーティストを支援し、音楽を通じた創造的な活動をサポートしていくことでしょう。