唐津ミツバチプロジェクト
2025-05-06 11:50:20

唐津南高校と地域が織り成す『唐津ミツバチプロジェクト2025』の挑戦

唐津南高校と地域が織り成す『唐津ミツバチプロジェクト2025』の挑戦



唐津市相知町にある唐津南高校が、地域住民と共に『唐津ミツバチプロジェクト2025』に挑戦しています。このプロジェクトは昨年度からスタートし、自然共生サイトとして登録されている横枕区を拠点に、ニホンミツバチの飼育と採蜜に取り組んでいます。

ミツバチの重要性と初めての成功


昨年度のプロジェクトでは、高校生たちが地域の人々の支援を受けて、ニホンミツバチの養蜂に挑戦しました。地元の協力を得ながら、彼らは初めての採蜜を成功させ、その成果を実感しました。「もしも地球からミツバチが消えたら、人類は4年で滅亡する」という言葉が示すように、ミツバチの存在は生物多様性と生態系の維持に欠かせません。生徒たちはこの経験を通じて、その重要性を肌で感じています。

地域ブランドへの道


今年度の目標は、5つのニホンミツバチの群れを育成し、収穫した蜂蜜を『自然共生サイト・横枕産ハチミツ』として地域ブランドとして商品化することです。高校生たちは自ら商品企画から販売までを手がけ、地域経済を活性化させることを目指しています。自分たちが作り出した蜂蜜を利用したお菓子作りなど、地域の子供たちとのコラボレーションも進められています。

国際的な広がり


さらに今年度は、国際的な広がりを見せています。環境保全活動を推進する国際団体ERC(Eco Restoration Communities)を通じて、フランスから2名のボランティアが参加しています。彼らは高校生たちと共に里山保全活動や文化交流を行い、新しい視点と活気をプロジェクトに吹き込んでいます。

ツーリズムとしての意義


『唐津ミツバチプロジェクト2025』は、単なる観光を超えた「ツーリズム(tour-ism)」としての意義を持っています。地域内外、さらには世界とのつながりを深めることで、生物多様性の保全や持続可能な地域づくりに貢献しようとしています。このプロジェクトは、地域コミュニティだけでなく、広く多様な協力者を求めています。

新しい未来に向かって


唐津南高校の生徒たちが地域と世界をつなぐ新しい取り組みに、ぜひ注目していただきたいと思います。未来の里山を創るための挑戦は、今まさに始まったばかりです。生徒たちの成長や活動を通して、地域の活性化と環境保全がどのように結びつくのか、一緒に見守っていきましょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

会社情報

会社名
特定非営利活動法人唐津Farm&Food
住所
佐賀県唐津市浦5409番地7
電話番号
090-3263-4557

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。