日本企業のインド進出を加速する新たな動き
株式会社ケー・アンド・エル(通称:K&L)が、2024年12月にインド最大級のメディアグループ、Bennett, Coleman & Co. Ltd.(略称:BCCL)とのメディアレップ契約を締結しました。これは、日本企業がインド市場に進出する際のマーケティング活動を一層強化することを目的としています。
K&Lは1990年代から、インドで最も発行部数の多い英字日刊紙「タイムズ・オブ・インディア」との取引を開始し、徐々に現地企業とのジョイントベンチャーや法人設立など、インドでの活動を深化させてきました。新たな契約の締結によって、BCCLが持つ広範なネットワークと知見を活かし、日本企業のビジネス拡大を促進することが期待されています。
BCCLの影響力
BCCLは1838年に創設された、インドのメディアグループの中でも最も有名で歴史ある存在です。「タイムズ・オブ・インディア」や「エコノミック・タイムズ」を含む数々のメディアを傘下に持ち、印刷媒体だけでも4億6千万人、オンラインに至っては5億9千万人以上にリーチしています。これにより、K&Lは日本市場からもインド市場向けのサポートを行うために「インドデスク」を設置し、双方向のマーケティング支援を行います。
K&Lの岡﨑信一代表取締役は、「日本企業がインド市場でさらなる成長を遂げるお手伝いができることを誇りに思います。BCCLとの提携により、より多くのソリューションを提供できるよう努めて参ります」と語っています。
日本企業への支援
K&Lは、日本企業がインド市場において成功するために必要な調査活動、広報、Web制作など、幅広いソリューションを提供します。特に、グローバルなコミュニケーション戦略設計やブランディング活動に注力し、企業の成長を後押しすることを目指しています。
例えば、インド市場のトレンドを把握し、効果的な広告戦略を策定することで、企業のブランド価値を最大化します。また、現地メディアとの連携を強化することで、日本企業のプロモーション活動を効果的にサポートします。
K&Lの成り立ちと今後の展望
K&Lは1963年に設立され、以来、広告業界において革新を続けてきました。国内外でのコミュニケーション全般をサポートする広告会社として、さまざまな施策を通じてクライアントの成功を追求しています。今後も多様なニーズに応える形で、さらに進化を続けていく所存です。
この新たなメディア契約により、K&LおよびBCCLは、今後のビジネス成長を一層加速させていくでしょう。日本企業がインド市場でその存在感を高めるための重要な一歩となることは間違いありません。
お問い合わせ
詳細についてのお問い合わせは、K&Lインドデスク(担当:山下、岩本)までご連絡ください。メールアドレスは
indiadesk@klt.co.jpです。
公式サイトを訪れて、K&Lのサービスについてより詳しく知ってみましょう。