磐田市の介護保険分野におけるDX化の取り組み
静岡県の磐田市は、介護保険分野のデジタルトランスフォーメーション(DX化)を推進し、業務の効率化を実現しています。これにより、行政事務の仕組みが大きく進化し、介護の現場での負担が軽減されています。以下に、その具体的な取り組みをご紹介します。
介護認定審査会のペーパーレス化・オンライン化
磐田市では、介護認定審査会を通じて要介護認定を行っています。この審査会は市町村に設置されており、年間約6,500件もの申請を扱っています。昨年10月より、この会議はペーパーレス化され、資料のデータ閲覧が可能になりました。また、今年の7月からはオンラインでの審査会に移行し、委員70人が週交代で参加しています。
これにより、印刷費や郵便料などの事務費用が年間約72万円削減されているほか、市の担当者の事務負担も約10.3%軽減されています。これにより、移動時間の短縮も確実に進行中です。
要介護認定の進捗状況確認が簡単に
さらに、磐田市は介護認定の進捗状況を確認できるシステムも整備しています。介護支援専門員(ケアマネジャー)はこれまで、要介護認定の結果を市に確認するため時間を必要としていましたが、今年の10月からは市の公式LINEやWebサービスで24時間、進捗状況を確認できるようになりました。
この変更は申請者やケアマネジャー、担当者の負担を大幅に軽減し、迅速な対応が可能となります。
ケアプランデータ連携システム導入の推進
また、ケアプランデータ連携システムも新たに導入されています。このシステムは居宅介護支援事業所と居宅サービス事業所の間でケアプランのやりとりをオンラインで完結できる仕組みです。磐田市はこのシステムの普及に向けて操作説明会や体験会を積極的に実施し、事業者の導入を後押ししています。
県が進める「ケアプランデータ連携システム活用促進モデル地域づくり事業」にも参画し、導入を希望する事業所へ支援を行っているのです。未導入の事業所に対しても伴走支援を提供しており、その導入率は現在26.8%に達しています。
まとめ
このように、磐田市は介護保険分野のDX化を加速し、業務の効率化や負担の軽減を実現しています。市内では、その他にも道路通報や幼児検診、ごみ収集の通知などでLINEが活用されていおり、デジタル化は進歩の途上にあります。詳細については、磐田市の公式ホームページを訪れてください。