Gemini eyeの進化
2020-06-30 11:01:33
複数ラインのリアルタイム監視を可能にした外観検査AI「Gemini eye」
外観検査AI「Gemini eye」がJetsonシリーズに対応
こんにちは、皆さん。製造業界でのAI導入が急速に進む中、特に目立つ動向として、多様なニーズに対応するための新たな技術が登場しています。今回は、製造現場での外観検査をより効率的に行うために開発された「Gemini eye」についてお話しします。
Gemini eyeの新機能
Gemini eyeは、Jetsonシリーズに完全に対応した新しい拡張ソリューションです。このテクノロジーにより、AIモデルを利用して、異なるJetson端末での外観検査が実現します。特に注目すべきは、複数ラインの同時監視が可能になった点です。これにより、製造現場でのリアルタイム検査の精度と効率が大幅に向上します。
Jetsonシリーズとの連携
現在市場に出ている全てのJetsonシリーズに対応しているのが、この「Gemini eye」最大の強みです。これによって、現場のニーズに応じて最適な端末を選択し、運用することが可能になります。条件に適した端末を導入することで、製造コストを抑えながらも高パフォーマンスな外観検査を実現できます。
複数ラインの監視
特筆すべきは、複数のJetson端末を利用することで、1台のパソコンから複数のラインを監視できることです。このシステムではライン数に制限がなく、必要に応じて簡単に拡張ができるため、増加する検査ニーズにも柔軟に対応することができます。
リアルタイム処理
さらに、「Gemini eye」はJetson端末によってリアルタイムの判定を行います。不良品を即座に特定し、迅速な対応を可能にします。Jetson Nanoを使用する場合でも、5fps以上の処理速度を実現しています。これにより、効率的かつ精密な検査が行えます。
無線通信機能
無線通信機能も、この製品の大きな特徴です。Jetson端末に無線通信機能を追加することで、配線の複雑さやルータの配置を気にすることなく運用可能です。これにより、製造ラインの環境をよりシンプルに保つことができます。
提供方法と導入企業
Gemini eye for Jetsonは、Jetson端末のセットアップと利用ライセンスを一緒に提供しています。また、端末は自社で用意することもできますし、当社の方で別途用意することも可能です。これにより、多様な業界、企業様に向けて効果的な導入が進められています。既に大手自動車メーカーや電子機器メーカーなど、さまざまな企業に導入がなされており、その需要は高まっています。
今後の展望
将来的には、教師あり学習や教師なし学習手法を組み合わせたハイブリッドAIの導入も視野に入れており、さらなるソフトウェアの高度化を目指しています。また、AI・人工知能EXPOにも出展予定ですので、新たな情報が得られるかもしれません。
提携先募集
最後に、Gemini eyeの普及のため、カメラや照明器具を扱うハードウェアパートナー企業さま、自社製品への組み込みを希望される企業さま、販売パートナー企業さまの提携をこちらも積極的に行う予定です。
実際の運用に興味のある方は、ぜひお問い合わせください。当社では製造業向けのAIソリューションを開発し続け、効率化とコスト削減を実現するための様々なサービスを提供しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社Pros Cons
- 住所
- 東京都江東区富岡一丁目26番15号飯田ビル5階A室
- 電話番号
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