伝統の味と道具に触れる「良理教室」開講のお知らせ
明治41年に創業した東京・合羽橋の料理道具専門店、釜浅商店が、2025年秋から料理教室「良理教室」をスタートさせます。この教室は、釜浅商店が初めて主催する体験型の講座で「道具と食を学ぶ」をテーマにしています。
教室の背景と理念
「良い道具には、良い理(ことわり)がある」という釜浅商店の理念を体験を通じて学べる場として、今後も定期的に開催される予定です。料理の本質である「道具」と「食材」を組み合わせて、新たな知識や技術を習得する機会を提供します。
「良理教室」の詳細
この教室では、包丁や鍋、鰹節削り器など、実際に釜浅商店の商品を使用しながら、その良さを実感できます。講師には料理家・作家の樋口直哉氏を迎え、初心者から料理好きまで、幅広い層の参加者が楽しむことができます。4階のキッチンスペースは、料理教室のために特別に設計されており、洗練された実演用キッチンが整備されているため、居心地の良い環境で学ぶことができます。
課題とスケジュール
料理教室「良理教室」の第一期は全3回で、以下の日程で開催されます。各回とも料理の旬やテーマに合わせた内容が計画されており、参加者は実際に料理を作りながら道具の重要性を実感することができます。
第1回 | 新米を美味しく味わう献立 9月20日(土)
新米を美味しく炊く技術や、お米の特徴を引き出す献立を学びます。
第2回 | 包丁で引き出す素材の魅力 10月11日(土)
- - 使用道具:釜浅商店オリジナル洋包丁シリーズ“amane”
素材の個性に応じた切り方を体験し、味の変化を楽しみます。
第3回 | 出汁の力で整える一皿 11月8日(土)
鰹節を削り、出汁を引く体験を通じて和食の基本を学びます。
参加要項と申込方法
参加希望者は、各講座において定員16名まで受付ます。参加費は各回8,500円(税込)で、初心者からでもお気軽に申し込みいただけます。正式な申込は2025年8月4日よりPeatixにて受け付けます。なお、講座での体験を経て、著名な講師である樋口氏の料理哲学やレシピについても学ぶ貴重な機会です。
道具の魅力を深く理解する
料理教室「良理教室」では、ただ料理を作るだけでなく、道具の重要性を再認識し、それが料理に与える影響を体感することができるよう工夫されています。道具選びや使い方を学ぶことで、家庭での料理が一層楽しくなることでしょう。それにより、参加者はその学びを日常の料理に活かすことができます。
釜浅商店は、料理道具を通じて日本の食文化の豊かさを伝えていくことを目指しています。ぜひ、この機会に「良理教室」に参加してみてはいかがでしょうか。