中山淳雄氏、HARTiのIP戦略顧問に就任し文化産業の成長を加速

中山淳雄氏がHARTiのIP戦略顧問に就任

文化産業を牽引する株式会社HARTi（東京都千代田区）は、エンタメ社会学者の中山淳雄氏を新たにIP戦略顧問として迎えました。会社の理念「感性が巡る、経済を創る」に基づき、国内外での事業拡大と競争力強化を図る中で、この人事が大きな転機となることが期待されています。

中山淳雄氏の役割と期待

中山氏は、コンテンツビジネスにおける豊富な知識と経験を持つエキスパートです。今後は既存サービス「HARTi Photo®」の成長を促し、新しい市場機会の創出を目指します。特に、現代の急速に変わる文化的トレンドを捉えた戦略立案に力を注いでもらうことで、HARTiの事業展開が加速するとされています。さらに、事業運営に関しても新たな価値創造が求められるため、中山氏の専門的な知見が重要になります。

HARTiの事業拡大戦略

HARTiは、現在「コンテンツを核とした事業成長」を目指しており、特に「スマートプリ機『HARTi Photo®』」が新たな顧客接点として注目されています。このプリ機は、エンターテイメントを提供する場としての可能性が広がっており、国内外の需要に応えるために川下展開を進めています。海外では、中東のバーレーンに現地法人「HARTi Arabia®」を設立し、日本のIPコンテンツのキャスティング事業を展開しています。業界未開拓な分野での専門知識を持つ人材の確保が急務となっている中で、中山氏の加入が大いに期待されています。

中山氏の経歴とコメント

中山淳雄氏は、エンタメ社会学者としての活動に加え、エンタメ業界の経営コンサルタントとしても知られています。教育機関でも研究を行い、経済産業省や内閣府の政策アドバイザーを務めてきた経歴を持ち、海外展開に関する知見も豊富です。以前はリクルートやDeNA、バンダイナムコスタジオなどで、グローバルなメディアミックスプロジェクトを推進してきた実績があります。

彼は、「HARTiは危機を乗り越えながら成長してきた企業で、特にこの『スマートプリ機』は大きなビジネスチャンスを秘めています」とコメントしました。これからの事業展開において、彼の視点がどのように活かされていくのか、多くの関係者が注目しています。

株式会社HARTiの概要

- 社名：株式会社HARTi
- 所在地：東京都千代田区丸の内2-3-2 郵船ビルディング1階
- 設立：2019年2月18日
- 資本金：7,000万円（2022年12月末時点）
- 代表者：吉田勇也
- 事業内容：スマートプリ機『HARTi Photo®』の開発・提供、アプリ型NFTプラットフォーム『HARTi®』の開発・提供、XR関連サービス『HARTi XR®』の提供
- 公式サイト：HARTi公式