新機能「訴求軸レポート」で広告運用を革新
株式会社ガラパゴスは、広告運用における新たなデータ活用ツール「AIR Connect」に、バナーの効果を分析する「訴求軸レポート」機能を搭載しました。この機能は、Web広告のパフォーマンスを訴求軸ごとに可視化し、広告配信の効率化を目的としています。
AIR Connectとは
「AIR Connect」は、Web広告運用におけるPDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルをより効果的に実施するためのアクセス解析及びデータ可視化ツールです。広告配信のデータと、Google Analytics 4(GA4)やCRMデータを統合し、広告のパフォーマンスや流入成果を一元的に管理することが可能です。これにより、データに基づいた戦略的な意思決定ができ、広告運用がよりスムーズになります。
訴求軸レポート機能の概要
Web広告では、多数のバナーを制作・運用することが一般的です。しかし、各バナーを個別に分析することは時間がかかり、数が増えることで管理が煩雑になることも少なくありません。このような課題に対処するために開発されたのが「訴求軸レポート」です。
この機能により、広告クリエイティブやコピー文といった情報を「訴求軸」という共通の項目でグループ化し、定量的に比較・評価することができます。これによって、どの訴求軸が最も高い成果を上げているのかを明確に把握でき、データに基づいた成功パターンの分析が可能になります。
「訴求軸レポート」の利点
勝ちパターンの可視化
この機能は、何が成功要因となっているのかを明らかにし、広告運用者が感覚ではなくデータを基に意思決定できるようにします。具体的には、獲得リード数や転換率、CPAなど、様々な指標から優れたパターンを定量的に分析します。
次の戦略に繋がる情報提供
また、各訴求軸の成果を比較することで、今後さらに力を入れるべき訴求軸を判断する際の根拠を提供します。予算やクリエイティブリソースをどこに投下すべきかを明確にし、今後の戦略を立てやすくします。
新たなクリエイティブの創出
さらに「訴求軸レポート」を活用することで、高い成果を挙げている訴求軸の要素を分析し、新しい訴求アイデアを生み出す手助けをします。異なる訴求軸を組み合わせることで、独自のクリエイティブ制作が可能になります。
広告運用の新しい視点
「訴求軸レポート」によって、今までの「個別バナーの良し悪し」という評価から、「どの訴求軸を強化すべきか」というより戦略的な視点へと進化します。これにより、データに基づいた根拠を持って、クリエイティブの改善や予算配分の意思決定を行うことが可能となり、広告運用のPDCAがこれまで以上に高速かつ精度高く行えるようになります。
会社概要
株式会社ガラパゴスは2009年に設立されたテクノロジー企業で、AIを駆使したWEB広告のクリエイティブ制作や運用改善サービスを展開しています。「プロセスとテクノロジーで人をよりヒトらしく」という理念のもと、「デジタルモノづくり産業革命」の実現を目指しています。所在地は東京都千代田区神田神保町で、資本金は5,000万円です。