山口浩、ボキューズ・ドール挑戦
2025-11-17 11:48:09

神戸北野ホテルの山口浩が初の日本人審査員に、ボキューズ・ドール2025へ挑む

神戸北野ホテルの山口浩が日本人初の審査員に



神戸北野ホテルのオーナーであり、総支配人・総料理長を務める山口浩氏が、2025年に開催されるフランス料理の国際的なコンクール「ボキューズ・ドール2025」の日本人初の審査員に招聘されました。この栄誉は、フランス料理界への強いメッセージとして、特に日本の料理人たちに夢と希望を与える意義深い出来事となります。

ボキューズ・ドールとは



「ボキューズ・ドール」は、フランス料理の権威であるポール・ボキューズ氏によって設立された、世界中のシェフがその腕を競うオリンピックのような料理コンペティションです。この競技には、様々な国内予選を経た24カ国のシェフが参加し、リヨンで開催される本選で腕を振るい、その成果を披露します。

競技内容は、限られた時間内に特定の食材を使って、美しい plating(盛り付け)と味わいの2つのジャンルで料理を完成させ、審査員によって評価されます。審査は料理の見た目や味わいだけでなく、調理過程での衛生管理、食材の無駄遣いの少なさ、チームワークまでも含まれます。これにより、参加シェフはプロフェッショナルとして全方位的な力を試されるのです。

山口浩氏の意義深い役割



山口氏は、1987年から続くこの伝統あるコンペティションに、日本を代表し、フランス国内のものに日本の料理文化を反映させる役割を担うこととなります。彼の審査員としての任命は、単に個人の栄誉に留まらず、日本のフランス料理界全体における重要な拡がりを意味します。山口氏は、「料理人としてこのような機会をいただけたこと、そして日本のフランス料理界に光を与えられることは非常に名誉で光栄です。」と感慨深く語ります。

フランス料理と日本文化の交差点



この任命に合わせて、山口氏はフランス・リヨンにあるInstitut Lyfeで、フランス料理の枠を超えた「日本の食文化」を講義する機会も得ました。この経験は、彼にとってだけでなく、参加者にも新しい視点をもたらし、国境を越えた文化の交流を強調するものでした。山口氏は、食の世界が国境なくつながり、理解と感動を生み出すことの大切さを改めて感じたと語ります。

未来への視界



神戸北野ホテルは、山口氏にとって次世代の料理人を育成する重要な場として位置づけられています。兵庫県の地元食材を活用しながら、サステナブルな料理を推進することで、食文化を持続的に美化する努力をしているのです。今後も、彼の活動は日本とフランスの料理界に新たな風を吹き込むことが期待されます。

山口浩氏の挑戦は、フランス料理界での日本人の地位を確立すると同時に、食を通じた国際交流をより一層促進するものになることでしょう。


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会社情報

会社名
エイチ・ワイ・ホスピタリティ・エンタープライズ株式会社
住所
兵庫県神戸市中央区山本通3-14-15HYビル2F
電話番号
078-272-1909

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